勘六縁の田んぼから

改めて感じてきた、師匠のすごさ

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

先週の水曜日と木曜日の2日間、師匠の石山さん(石山農産 )の種まきを手伝ってきました。秋田県大潟村です。この前のブログ(100%稲わらの育苗土作りに失敗。 )でも書きましたが、育苗土を頂くお礼として行ってきました。
曲がり角一つ間違えて~

遠野からだと、下道で6時間、高速道路で3時間半ほどかかります。写真は、大潟村の写真です。両脇には桜の木が並び、その下には菜の花が咲きます。ゴールデンウィーク中は、とてもきれいな場所となり、観光で訪れる人も多いです。

ちなみに、ゴールデンウィーク中、大潟村の農家の皆さんは田植えの準備まっさかりです。私は、ゆっくり見る余裕がなかった気がします(笑)。

石山さんのところでは、1日2,000枚ペースで2日間種まきをしてきました。軽トラには、種まきした苗箱を約200枚積んで、ハウスに運びます。朝の8時から夕方の16時までで、2,000枚が終わります。
むったり

久々に一緒に作業させて頂いて、改めて、石山さんのすごさを感じてきました。今年3年目なので、少しは農家として成長できたかなと思っていましたが、目標とする石山さんとの距離は、3年前よりも遠くなった気がします(笑)。

・ 自然栽培のお米を作る技術と知識

・ それにかける情熱

・ 除草機など、自分で作ってしまうほどの機械に対する知識と技術

・ 経営者としての経営能力

などなど、2日間いるだけでも、学ぶところは多かったです。

3年前、石山さんは苗づくりに使う覆土(種もみを播いた上にかける土)は、雑菌が入らないようにと焼土を買っていましたが、いまでは、その焼土も、自分の田んぼの土を使って、自分で作っています。100%、自分の田んぼの材料で、お米づくりをしています。私の知る限り、ここまで「きれい」に自然栽培をしている人は、なかなかいないはずです。

もっと頑張らないと!、と感じてきました。

就農3年目、石山さんとの距離は、思いのほか遠くなってしまいましたが(笑)、技術や知識では勝ち目がないので、情熱だけでも勝るように、気合い入れて頑張ります。

今回も、色々とありがとうございました。


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