勘六縁の田んぼから

花は咲く。

こんばんは。

永遠の日本のふるさと・遠野で、無肥料無農薬米(自然栽培米)を育てています、勘六縁の裕美(嫁)です。

埼玉の米主さん(いつもお米を食べてくださる方をこう呼んでいます)から届いた、春の便り。
埼玉からの春の便り

福寿草・・・☆ ありがとうございます。黄色がまぶしくて、かわいらしくて、好きなお花です。

ここのところ、遠野もぽかぽかの日が多く、屋根の雪もすっかり解けてすこし浮かれていましたら。

今朝、玄関を開けたら、そこは雪国でした。ひゅるり~ひゅるり~らら~
そこは雪国。

風もびゅんびゅんだったので、雪の吹きだまりができたりして、膝くらいまで積もっているところもありました。いつの間にこんなに降ったの!?というかんじでした。

住んでいる家から、仕事場のある陽佑氏の実家へトコトコ歩いていくと・・・

にわとりさん発見!
プリティな帽子

おっとよく見ると、陽佑氏の同級生でした(笑)。広~い駐車場の雪かきを、もりもりしていました。

冬は地味になりがちなファッションも、これなら楽しい。見ているほうも、おそらく身に着けているほうも、テンションあがる(はず!)。朝から楽しい現場に遭遇できちゃいました。ありがとうございます^^

まるで真冬に戻ったかのような今日、震災から4年が経ちました。震災当時、私は東京で働いていました。揺れるビルの中で、机の下にうずくまり、こわさに途方にくれていました。

その年、遠野で陽佑氏と再会して、2012年にお嫁にきました。

被害の大きかった陸前高田や、大船渡、釜石といった地域まで、車で1時間かからない距離にある遠野。

実際にその地に立ってみたり、そこに住む方たちと話したりする中で、テレビだけではわからなかった現実があることがわかりました。そこに住む人たちの、この街が好きという気持ち、もう一度街を創り直すんだという決意を、感じることもできました。

14時46分の黙とうのときに思うこと。

”たくさんの方たちの思いを胸に、精一杯生きよう”

何か特別なことができるわけではないし、すぐに誰かをどうにかできるわけじゃないけど、自分たちは遠野という場所で、ちょっとずつやっていきたいと思います。

真冬のように思えても、きっと落ち葉の下では、福寿草が出番を待っていますものね。

ちなみに、明日は陽佑氏のお誕生日です。31歳。プレゼントは「おいしいごはん」がよいそうなので、明日は気合いいれちゃいます。

皆さんが、あったかいものを食べて、ゆっくり過ごせる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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