勘六縁の田んぼから

トマトときゅうりの種取りをしました、来年の夏が楽しみ☆

こんばんは。

本日の担当は、裕美(嫁)です。

昨日の明け方、寒くて目が覚めました。顔がつめたい・・・肩がすーすーする・・・。こりゃいったなと思いました、氷点下。こわくて調べられずにいたら、お客さんが教えてくれました。やっぱり、遠野は氷点下だったようです。

きました、今年もついにこの季節が。水道が凍って洗い物ができなくなったり、洗濯のホースが凍って排水できなくなったりする遠野の冬。救いは、凛と澄み切った空気を味わい放題なこと、そしてストーブで焼くさつまいも。今日も一本焼いて、みんなで食べました。最高でした。いも、大好きです。

さて気をとりなおしまして(笑)、今年も野菜の種採りをしています。

先日はトマト。
精密作業

元気そうな株から、美味しそうなもの、形がよいものを選び、合計5種類のトマトから種を採りました。

そして今日は、何の種を採ったでしょう?
絶妙な表情

※なんだか首の動きがへん(笑)。どうした陽佑氏。

バナナ?

たくあん??

いえいえ、きゅうりであります。元気のよい株のきゅうりから、真っすぐな実を選んでおいて、黄色くなってから収穫。しばらく置いておいたものです。

切ってみると、メロンのようないい香りがしてきました。みずみずしいあけびのような雰囲気。
フルーティ

このゼリー状の部分を取って、コップに入れておきます。
このひと手間が重要

この状態で3日ほど置いて発酵させることで、病気の元となる菌が少なくなるのだとか。

その後水洗いして天日干ししたのち、陰干しします。
ここから芽が出る

そして来年の春に種まきします。楽しみ。

種採りすると、買った種よりも発芽する確率が高い。小友の天候に合わせて、自分のタイミングで育つような気もしています。でも私たちが、なんとか形になるところまで育てることができるのは、かなり限られた種類だけです。

自然栽培で育てるとき、その土地に合うか合わないかというところがポイントになります。もともと作られていなかったものは、自然栽培だと厳しかったりします。

どの時期に何の種をまいて、土寄せをして、収穫をしたらよいのか。知識や感覚、そして経験を持っているのは、やっぱりじいちゃんばあちゃんだなぁと感じます。まさに、生き字引。

きゃべつ、大根に続き、じゃがいもも持ってきてくれた近所のばあちゃんたち。これからも色んなことを教えてもらえるのが楽しみです(聞き取れるといいなぁ。なまっているんだもの)。みなさん、ずっとずっと元気でいてほしいです。お願いします。

明日は、陽佑氏は田んぼの片付け、私は「よ市」の準備などをしていきます。

皆さんが、さつまいもだとか柿だとかさんまだとか、秋の味覚を満喫できますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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