勘六縁の田んぼから

裕美氏が言った。

こんばんは。2日間お休みしてしまったブログ、今日から、また再開します。担当は、陽佑です。

昨日と一昨日、久々に2連休にしました。昼寝をして起きたら、汗だくになっていました(笑)。暑い日が続いていますので、どうぞお気をつけください。

先日のブログ「失敗、失敗、たぶん成功。」 で、苗用の土作りについて書きましたが、今週のはじめから、第二段階の発酵に入りました。

上の写真から、こうじ発酵させた米、田んぼの土、去年の秋に収穫した稲わらですが、この3つを混ぜ、山積みにしました。そして、黒いビニールをかけました。あとは、水分調節しながら、切り返しを定期的に行い、この夏の間に、なんとか発酵を完了できればと思っています。

初めての取り組みなので、失敗する可能性はありますが、それも勉強です。なるべく早く、自分の田んぼだけで、お米作りの材料がすべて揃うような状況にしていきます。
これを
こうして
こっちを
こうじゃ
工事完了です

毎週土曜日は、盛岡の「よ市」に参加しています。その行き帰りの車の中では、ほとんどの時間を裕美氏と仕事の話をして過ごします。そして、5割ぐらいの確率で、ケンカしています(笑)。

先週の土曜日の帰り道は、裕美氏がこんなことを言っていました。

「私たちのやりたいことって、お客さんにお米を食べてもらうことで、1人1人の人が健康になったり、美味しいと感じたり、満足したり、笑顔になったり、幸せになったりすることなんだよね。」

当たり前の言葉かもしれませんが、私にとっては、勉強になる一言でした。

例えば、「なんでお米づくりしているの?」と考えたときに、

・ 安全なお米を広めたいから。

・ 環境によい農業を広めたいから。

・ 農業でも生活できるようにしたいから。

・ 田舎を元気にしたいから。

などの答えも頭に浮かびます。どの答えも正解だし、これらを目指してお米づくりに取り組んでいることも確かです。

でも、優先順位は、お客様が満足することで、その結果、安全なお米や環境によい農業が広まり、農業でも生活できるようになり、田舎で夢を持って生活することも可能になる、だと思います。

かっこつけて、自分は良いことしてるんだと思いがちですが、やっぱり、お客様との関係が大事なんだ、ということを再認識させられた一言でした。

2人で農業していると、こんな気づきがあるのが嬉しいです。ブログで「よいしょ」しつつ(笑)、感謝します。

明日は、「よ市」です。パンフレットによると、明日はイベントがないようです。色々なお店があって楽しい「よ市」、明日も参加しますので、お時間のある方、どうぞお越しください。なお、来週の土曜日の24日は、地元の祭り「小友祭り」のため、「よ市」は欠席します。お時間のある方、遠いですが、どうぞお越しください(笑)。伝統芸能の「しし踊り」、他にはない魅力的な踊りです。


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