勘六縁の田んぼから

尊敬する農家さん「輪島エコ自然農園」さんのブログで、勘六縁をご紹介していただきました。

こんにちは。今日の担当は、陽佑です。種もみの選別・消毒作業を終え、いよいよ今年も無肥料・無農薬米・自然栽培米「亀の尾」作りが始まりました。種もみは、いまこんな感じです。
お祈りしながら沈める

これは「浸水」といって、種まきの前に水分をたっぷり吸収させます。この様子を見て、種もみ特有のにおいを感じながら、今年も頑張ろうと感じさせられています。そして、太っている私は、痩せようと思います(笑)。

前回のブログ「火曜日が大好きなワケ。 」で裕美氏が、種もみの選別、消毒作業を次回は取り上げると書いていましたが、また今度にします。今回は、尊敬する農家さんのご紹介です。

お世話になっている方数人から、「ネットで検索していたら、こんな人がいたよ」と紹介されたのが、輪島エコ自然農園 さんを知ったきっかけです。経営者の新井さんから、先日お米をご注文して頂き、その感想を含めて私たちのことを、ブログでご紹介して頂きました。

新井さんはこんな方です。
ダンディー

取り上げて頂いたブログは、「こちら」 です。

私たちのことを取り上げて頂いた記事以外にも、おもしろい記事盛りだくさんです。お米はもう売り切れてないそうですが、ホームページやブログの記事をみても、農家の方もお客様にとってもおもしろい情報盛りだくさんなので、ぜひご覧になってみてください。

新井さんと初めてお話したのは、去年の春頃です。そのころ、初めて収穫したお米(2011年産)の販売に苦戦していて、どうしようかと悩んでいました。そこで、お世話になっている先輩農家さんや、農家ではない経営者の方々に相談しながら、販売について模索していました。

新井さんもその一人です。ただ、全く会ったこともないのに、電話をしていきなり悩み相談してしまいました(笑)。自分でも、いま考えるとなかなかのずうずうしさだと思いますが、その頃は自分のことしか考えられず、とにかく必死でした。

そんなご縁から、今回はブログでご紹介して頂き、とても嬉しく感じています。同じ自然栽培の米農家として、田んぼの姿に共感して頂き、お米も美味しいと感じて頂けたことも、すごく嬉しいです。

いま思うと、販売に苦戦していた大きな原因のひとつは、私には「お客様目線」が全くなかったことが大きかったです。

「社会のために、いいことやっているんだ」

「いい米なんだから、食べてもらって当たり前」

自分自身を正しいと思いすぎて、買って頂くお客様のことを何も考えていませんでした。

お客様があってのお米づくりです。販売できないのはだれのせいでもなく、自分のせいだったのだなと思います。

輪島エコ自然農園さんのように、自分で作ったものはしっかり販売できるほどの人間になりたいです。作業が始まったので、まずは「種もみ」たちと向き合いながら、美味しいお米づくりに励みます。


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