勘六縁の田んぼから

リアルジブリ生活。

こんにちは。
雨の遠野から、裕美(嫁)がお届けします。

晴耕雨読ならぬ、”晴草刈り雨計画立て”をしています。草とり完了後は、いろんな人にお会いしたり、小友のことを知ったりする機会があって、勉強になる日々です。

少し前まで、遠野は夜の気温が15℃くらいまで下がって、稲にとっても私たちにとってもびっくりでした。

幼穂(ようすい(穂の赤ちゃん))ができてくる時期なので、あまり寒いとちょっと心配。深水(水を多めに入れる)にして、幼穂を守りましょうというアナウンスが何回も流れました。珍しいことです。

7月下旬になっても、日中も夜も涼しい遠野です。今年は猛暑予報だったので、あれれというかんじです。皆さんの地域はいかがですか?

 

先日、ジブリの話題で米主さんとおもしろいお話になったので、掘り下げてみたくなりました。

陽佑氏も私もジブリがすきです。すきなもの3つあげるとすると?という話をしたりします。

陽佑氏→もののけ姫、耳をすませば、トトロ
裕美(嫁)→魔女の宅急便、トトロ、千と千尋の神隠し

皆さんは何がお好きですか^^

私たちは共通してトトロが好きで、あの音楽と田園風景にときめきます。というか、癒されます。こんなとこ住みたいなぁと思います。

ん?ちょっと待てよ。田園風景があって… (写真:小友の風景と草とりに来てくれた岩大生たち)
青い空 白い雲 緑色の稲と草(笑)

泳いでいる魚の見える、きれいな川があって… (写真:春・雪どけの頃)
春はエメラルドグリーンになる、家のそばの川

大きな木があって… (写真:町のシンボル・巌龍神社と大木)
昨年の小友まつりのときの巌龍神社。撮影者:米主さん

優しいばあちゃんがいる。 (写真:田植えに来てくれた、近所のばあちゃんたち)
6/11、田植えマスターのばあちゃんたち。

リアルトトロの世界に住めているのかもしれません、私たち。

小友銀座(小友中央通りという、私たちの住む集落のメインストリート)では猫がたくさん日向ぼっこしているから、そのうちねこバスもやってくるだろうし。

夜は、ホトトギスやキツツキの音がするから、そのうちトトロのオカリナも聴こえてくるだろうし。

私が迷子になったら、きっと見つけてもらえる気がします。

米主さんも岩手の方で、お子さんが小さい時、こんもりした山を見ると「トトロがいる~」と言っていたそうです。メイやサツキのように、きっと見えるんだろうなぁと思います。

自然たっぷりの場所で生きるって、見えない何かを感じることが多くて、そういう時にご先祖さまに思いを馳せたりします。

稲が突然風になびいてざわざわしている時、今にも熊が出そうな真っ暗闇にいる時。春の山の芽吹き、夏の夕暮れのひぐらし、秋にどんどん高くなっていく空、冬の吹雪の音。

昔の人と今の私たちが感じることって、どう違って、どう同じなのかなぁと思ったり。

自然と共に生きてきたじいちゃんばあちゃんたち、まだまだ元気な方がたくさんいるので、いろいろ聞いてみたいと思います(小友弁に慣れてきたから、きっとうまく聞けるはず)。

 

我が家のトマト、やっと三粒赤くなったので、今夜味見しようと思います。四人家族で三粒。さあどうしましょう。(笑)

皆さんも、夜の風を感じながら涼やかに過ごせますように。

今日も一日、ありがとうございました。

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