勘六縁の田んぼから

今年最後の「隅刈り」をしながら考えたこと

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

今日も風が強かったです。「稲刈りをしながら、「はせ」が倒れないか、ひやひやの1日でした(笑)。これまでは「はせ」を作るとき、風向きはあまり考えず、稲刈りの効率を中心に考えて「はせ」の向きや位置を決めていました。でも、やっぱりそれだと、風が強いときにはどうしても倒れることがあります。今年は、一部の田んぼで風向きを考慮して、「はせ」の向きを変えてみました。今日倒れなかったので、それなりに効果があったはずです。来年以降も継続したいです。

写真は、昨日のブログで裕美氏が宣言した「稲束を11束担げるようになった証拠写真」です。
証拠写真

「あ~、早く撮って!!」

と言いながら私に向かってきて、写真を撮ってあげるとすぐ、

「あ~~~」

と言いながら担いでいた束を落としました(笑)。

稲刈りは、残すところ2日となりました。日曜日には終わりそうです。色々な方にお手伝いして頂きながら、なんとか終えることができそうです。ありがとうございます。

動画は、去年撮ったものですが、また載せます。4月に亡くなった祖母の姿です。どうぞ、ご覧ください。

稲刈りするとき、どうしても田んぼの角、4つの隅は機械で刈ることができません。そのため、機械が通れるぐらいのスペースをカマで刈り、手で束ねます。

今日、残っていた最後の田んぼの「隅刈り」を終えました。去年までは、ほとんどの「隅刈り」を、祖母がやってくれていました。今年は祖母がいない分、どの田んぼでも「隅刈り」をしました。去年までは、次の田んぼにいけば、すぐ機械で刈り取りをすることができましたが、今年はそうはいきませんでした。「隅刈り」と言えど、自分でやれば時間がかかります。なにも考えず祖母に「隅刈り」をお願いしていましたが、田んぼ何枚もやるのはけっこう大変で、よくやっていたなと思います。あらためて、祖母のすごさを感じた、今年の稲刈りでした。感謝します。

私たちは、家族の田んぼを受け継ぎ、お借りしている地域の方々の田んぼを受け継いでいます。その責任は、大きいと思います。きっと、草に負けている自分の田んぼを見たら、悲しい気持ちになるはずです。お借りしている高齢の方々が、自分の田んぼを見たら元気になるような、私たちに任せて良かったなと思えるような自然栽培米の田んぼを作れるように努力します。

明日は、先週に急遽お休みしてしまった「よ市」です。明日のイベントは、「好きなお花をあそんでみませんか~体験コーナーあり~」と、きのこご飯振舞い、とのことです。お時間のある方、どうぞ遊びにいらしてください。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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