勘六縁の田んぼから

今年もたくあんを作るべく、大根の種蒔きをしました☆

こんばんは。

本日も裕美(嫁)が担当してまいります。

お盆前から、ひんやりしとしと雨の遠野でしたが、今日はちょこっと太陽が出たりして、蒸し暑い一日になりました。久々に、半袖でいても寒くありません。

新米のご予約、早速してくださった方々、ありがとうございます☆ 郵便屋さんが、毎日11時ごろ来るので、どきどきしながら返信用封筒を待っています。今日は一気に7通届きました。嬉しいなぁ。

新米からも、どうぞよろしくお願いします!!

新規の方、お待たせしてしまってごめんなさい。受付開始できるかどうかは、9月上~中旬に、ブログとホームページでお知らせします(詳しくは新米(26年産)の予約受付を始めました★ をご覧ください)。よろしくお願いします。

今日は、大根の種まきをしました。

まずは耕して、畝をつくって、空き缶の丸いところで印をつけていきます。
文明の利器

足の幅(30㎝)くらい、間をあけました。もくもくと印をつけていく陽佑氏。

その印のところに、3粒の種をまきました。
三位一体

このまき方で合っているのかは定かではありませんが、菊池家はこんなかんじです。芽が出て少し経ったら1本抜いて、葉っぱを楽しみます。残りの2本は、たくあん用になる予定です。でも、そもそも芽が出てこなかったり、出てきても虫くいや風でなくなったりすることもしばしば。

嫁にきてから、「3粒の種」ということわざを知りました。皆さんは聞いたこと、ありますか?

一粒は空を飛ぶ鳥のために

一粒は地の中の虫のために

残りの一粒は人間のために

こんな考え方があるようです。なるほど。

でも待てよ。陽佑氏が教えてくれたのって、ちょっと違った気がする。

一粒は周りに住んでいる生き物のために

一粒は自分たちのために

残りの一粒は、いつも見守ってくれる神様やご先祖様のために

ちょ~っと私のオリジナルが入っているかもしれませんが(笑)、こんな雰囲気だった気がします。好きです、このかんじ。

人間て、何でも作り出すことができるし、言葉を使ってつながれるし、すごいと思う。でもやっぱり、自然はとてつもなく大きくて、生き物はどこまでも格好よくて、強い。田舎に住んでみて、私たちもその一部なんだなと思うことがあります。

じゃがいもがネズミにかじられたり、トマトがカラスに狙われたり、とうもろこしが熊やたぬきのごはんになったりしますが(あぁ勘弁して・・・となりますが(笑))、物事を大きくとらえること、謙虚でいることの修行なのかなとも思います。

種をまいたら、土をかぶせてぎゅっとします。
このひと手間

ありがとう。よろしくね。大きくなぁれ。

思い思いに念じながら、ぎゅっとしました。

いっぱいたくあん、仕込めますように★(私は欲深い人間だと実感(笑)。)

明日から5日間、茨城の実家へ帰らせていただきます。ケンカしたわけではありませんので、ご心配なくお願いします(笑)。陽佑氏は、久々の一人暮らしが楽しみだと言っています。

夕ごはんは、おふかし(お赤飯のようなもの)とトマトパスタの菊池家です。例によって、穀物祭りです。

皆さんも、おいしいごはんをもりもり食べて、なかなかいいスタートの一週間になりそうだと思える夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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