家族を大切に。
こんばんは。今日の担当は、陽佑です。
昨日は、宮城県石巻市の米農家、太田さんの所にうかがってきました。「亀の尾」の種を頂いた方であり、亀の尾の特性、育て方、太田さんの無肥料・自然栽培農法の考え方とその方法など、色々なことをアドバイス頂いています。
太田さんの情報は、こちらのホームページ「本石米ササシグレ普及会」 をご覧ください。
今年の「亀の尾」の田んぼも、すごかったです。一般的な栽培の田んぼと、ほとんど同じ様に見えます。
「百聞は一見にしかず」で、聞くだけではなく、目標とすべき田んぼを見ることができるのは、貴重な機会です。去年も感じましたが、あらためて、「同じ亀の尾を作っているのだから、この田んぼを目標にしよう」と、感じてきました。ありがとうございます。
今日は、「家族」をテーマにブログを更新します。
さきほど夕飯を食べ終わり、裕美氏と後片付けをしながら話をしていると、
「太田さん、お母さんに優しいよね」
と、裕美氏が言っていました。昨日、太田さん宅にうかがった際に、私もそう感じてきました。
私たちのお米作りは、基本的には裕美氏と私ですが、両親にも手伝ってもらうことが多いです。そのため、家族一緒に喜びを共有したり、日常的な作業を楽しくやりたいと考えています。でも、家族となると、つい言わなくてもいいことを言ってしまったりして、すぐケンカしてしまいます。
最近、読んだ本があります。
「覚悟の磨き方」(超訳 吉田松陰、編訳 池田貴将、サンクチュアリ出版、2013)という本です。
父の日のプレゼントにした本ですが、父が読んだ後、私も読みました。この本の中に、
「あの人の態度が清いのは」というタイトルの文があり、
人はなにか問題が起こったりするときに本性を出しやすくなるから、誰も見ていないときや身内と一緒にいるとき、自分一人でいるときにこそ、万人に見られているように振る舞った方がよい。
という内容のことが書いてありました。
心に響いた箇所だったので、父にこの話をしたら、
「そんなことしてたら疲れるべ!」
と、一蹴されました(笑)。
いつも張りつめていたらそうかもしれませんが、家族といるときにも、他の人に見られているように振る舞うこと、ちょっとやってみたいと思います。
家族に優しくできるようになったら、他の人にも、もっと優しくできそうな気がします。
太田さんと、吉田松陰氏を見習って、「家族を大切に」を、私のひとつのテーマにしていきます。