勘六縁の田んぼから

お客さんの言葉で、「お米づくりやってて良かったな」と、嬉しくなった瞬間。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

本題に入る前に、ほっとした話です。

私たちの田んぼは、大きく分けて3つの箇所に分かれています。そのひとつの場所で、川から水を引けなくなっていました。最近あった大雨で、水路に砂利が流れ込み、ふさいでしまっていたからです。稲は、いま穂が出揃う大事な時期で、もっとも水を必要としています。

小心者の私は、「どうしようどうしよう」とハラハラしていました。

今日やっと、砂利の撤去作業が終わり、水路に水が流れるようになりました。なんとか、稲の成長のさまたげにはならずに済んだと思うので、一安心です。

お米づくりをしていると、自然相手の仕事なので、予想していなかったことが起こります。そのたび、焦ります(笑)。精神的に強くなるチャンスだと思って、焦らずにやっていけるようになりたいです。

それでは、今日の本題です。

お米づくり3年目で、少しずつお客さまとの関係も近くなってきました。本音が聞けるようになってくると、すごく嬉しいです。

「ここまで話ができるようになるなんて、すごく嬉しい。もっと、お米づくりがんばろう」

そんなことを思う場面が、増えてきました。

今日は、そのひとつの例をご紹介します。

化学物質過敏症のお客さんがいます。去年、初めてお米を買って頂いてから、少しずつ仲良くなり、最近では、「この人なら、なにをお話しても大丈夫」と思えるくらい、よくして頂いています。

この方に言われた一言が、すごく嬉しかったです。

「病院の先生に、今年は元気になって遠野に行きたいと思ってるから、よろしくお願いしますって言ってるの」

何度振り返ってみても、嬉しくて、泣きそうになる言葉です。遠くに外出することは、けっこう大変とのことでした。それなのに、数ある外出先のなかで遠野に行きたい、元気になって遠野に行きたいと思って頂いているなんて、嬉しすぎることです。

まだまだ未熟な私たちですが、私たちに出来ることは、一生懸命お米作りすること、そして、遠野に来て頂いたときには、元気いっぱいの田んぼをお見せできるようにすることだと思っています。

こうした言葉は、「お米づくりやっててよかった」と思える瞬間です。1年目、お米の販売がうまくいかなくても、なんとかやってきて良かったな、これからももっと頑張ろうと、励まされます。

ということで、これからもどうぞよろしくお願いします。

最後に、今日のブログとつながりはありませんが、トウモロコシを食べている写真です。ばあちゃんが、産直で買ってきました。おやつにトウモロコシ、最高の一日でした。
むしゃむしゃ


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