勘六縁の田んぼから

無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りの大きな可能性!

皆様、お久しぶりです。今日の担当は、陽佑です。

先週いっぱいまで続けた草取りは、無事完了しました。というか、体力の限界、気力の限界で終わりにしました(笑)。

草取りを終えて思うことは、無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りのポイントは、やっぱり草取りです。3ha(3町歩)近くの田んぼを、すべて手で草取りすることは不可能です。

草が生えてこない環境を作ること、苗が草に負けない環境を作ること、これが大きなポイントです。

勘六縁の田んぼを見ると、草が少ない田んぼがあります。

無肥料・無農薬米(自然栽培米)作り3年目の田んぼです。
赤い屋根

ご覧の通り、かなり大きくなりました。そして、下の写真を見ると分かりますが、草も比較的少ないです。
これは

次に、無肥料・無農薬米(自然栽培米)作り2年目の田んぼです。3年目の田んぼと比較すると、苗と苗の間が空いていて、土が見えることが分かります。
ノウハウの差が

下の写真の様に、草も多いです。
見えてくる

一般的には、肥料がないと育たない、草は除草剤をまかないと生えてくると考えられていますが、無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りを続けることで、苗は元気に、草は少なく、そんな田んぼを作れる可能性を感じます。

3年無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りを続けたらこうなるかというと、それは違います。自然栽培に切り替える前にどんな栽培をしていたのか、それが関わってくるからです。

切り替える前の3年目田んぼは、

・肥料は、牛の堆肥、化学肥料を少し

・農薬は、一般的な栽培の半分ぐらい

写真の2年目田んぼは、

・肥料は、化学肥料を一般的な量

・農薬も、一般的な量

でした。

現状の田んぼを比較すると、2年目田んぼの中でも、化学肥料をたっぷりやっていた田んぼは、草が多く、苗もあまり育ちません。牛の堆肥をやっていた田んぼの方が、草が少なく苗の成長もよです。

まだお米作りを始めて2年目なので、あくまで可能性にすぎない話ですが、自然栽培米作りでは、

①続けることで、草が少なくなるかもしれない。

②草が少なくなるには、以前にやっていた肥料が少ない方が早い。

③肥料の中でも、化学肥料をたっぷりやっている田んぼは、草が多く、苗の育ちも悪いので、自然栽培に切り替えてからの栽培に苦労する。

そんなことを、1年目、2年目の無肥料・無農薬米(自然栽培米)作りを通して考えさせられました。

今日からは、草刈り第2弾、開始しています。午前涼しかったので余裕かなと思っていましたが、午後から急激に暑くなり、草刈り開始10分で、汗だくになりました(笑)。

暑かったり寒かったり、なかなか難しい天気ですが、体調管理には気を付けて明日も頑張ります。


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