勘六縁の田んぼから

今年も焼き芋屋さんがやってきた。

こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
3月になりましたね☆ 新しい月もよろしくお願いします。

早採りわかめしゃぶしゃぶで春を予感したお話をしましたが、今日は焼き芋の話題。冬ですね。遠野の天気も、あったかくなったり、吹雪いたり。わかめ食べたり焼き芋食べたりというのと、ちょっと似てます。

昨年冬にもブログに書いた覚えがありますが、今年も焼き芋屋さんが来ました~
愛しの焼き芋屋さん。

飛び出していった私を激写する里江さん(笑)。ほくほくしながら戻ってきたシーンも撮ればよかった~と言っていました。どれだけ嬉しそうな顔をしていたのだ、自分。

12月、待てど暮らせど焼き芋屋さんがこない。いつになく寒くて雪が多かったので、来られないのだろうと推測。

1月、思いは募るばかり。まだかなまだかなと家族でほぼ毎日話題に。

そして1月末、ついに焼き芋屋さんが来ました。家の奥にいたのに、飛び出していく母。私は全然気づかなかったのでびっくりしました。執念です。娘もやったぁと大喜び。
やったぁやったぁ焼き芋だ。

母は「次回はいつ来るのか?」と聞いていました。次は2月24日とのこと。カレンダーに丸をしていました(笑)。私もそれを見て、手帳に丸をしました。

そして2月24日(1枚目の写真の日)。夕方16時を過ぎても来ない。母からお金を受け取り、私が買う役目に。それっぽい音がすると窓の外を見に行く、というのを、何回やったことか。里江さんも一緒になってそわそわしてくれました。

待ちに待った焼き芋屋さん。愛しのピンク色のくるま。パンチパーマだけど優しそうなおじさん。あぁ来てくれてよかった。「次回はいつ来るのか?」と、私もちゃんと聞きましたよ。3月17日(この冬ラスト)だそうです。カレンダーと手帳にチェックチェック。

私たちにとってのばっちゃんが生きていた頃は、焼き芋屋さんが来るとばっちゃんが買ってくれました。亡くなった今、その役目は母(娘にとってのばっちゃん)に。「これがばっちゃんの役目だから」と言います。嬉しそうなちょっと恥ずかしそうな表情。いいなぁこういうの。

焼き芋そのものもとても美味しいけれど、それだけじゃない美味しさを感じます。私もいつか、その役目を受け継ぐのだろうか。それって素敵。

皆さんも、おいしい思い出やばっちゃんとの思い出をあったかく思い出せますように。

ありがとうございました。


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