勘六縁の田んぼから

今年のたくあん、とても美味い。~作り方の説明付き~

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

最近では、漬物を食べないご家庭も多いのかもしれませんが、菊池家では、ほぼ毎食漬物を食べます。

冬の漬物と言えば、たくあんです。私が農業を始めてからは、たくあんを漬けるときには一緒に作業するようになりましたが、今年のたくあんは、5年間で一番美味しいたくあんです。

なぜ美味しくなったのか?、それはなぞです(笑)。毎年同じように漬けているのですが、今年は特に美味しいです。

そんな菊池家のたくあんは、このような作り方をしています。

 

① 収穫した大根を洗う

この作業は、腰を曲げて大根を洗い続けるので、腰が痛くなります。ときどき、腰を伸ばしてあげることがポイントです(笑)。本当は、高い位置で洗えるような場所があれば、もっと楽に作業できます。
収穫した大根を、自宅のとなりを流れている用水路で洗う陽佑氏。

 

② 洗った大根を干す

稲わらを使って、2本1組にして干します。私はまだまだ遅いですが、亡くなった祖母は2本1組にするのが早かったです。菊池家では、2週間ほど干します。ポイントは、寒すぎると凍ってしまうことがあるので、そんなときにはブルーシートなどで囲んであげることです。
洗った大根を、2本1組で軒下に干す。

 

③ 米ぬか、塩、こんぶ、鷹の爪を混ぜる

塩は、大根に対して4%にしています。大根が1キロのときの塩は、40gです。米ぬかとこんぶと鷹の爪は、適当に入れています。この4つの材料が均等になるように混ぜ合わせます。
米ぬか、塩、昆布、鷹の爪を混ぜ合わせた裕美氏。

 

④ 漬物樽に、③の材料→大根→③の材料→大根・・・、という順に重ねる

大根を1段ずつ平らになるように並べます。
漬物樽に、大根と「米ぬかと塩と昆布と鷹の爪を混ぜたもの」を交互にしきつめる。

⑤ 最後の大根の上に、干していた大根の葉っぱを載せて蓋をし、その上に③の材料をかけます。そして、落し蓋と重石をのせる。
漬物樽に大根をしきつめ、あとは待つだけのたくあん。

これで完成です。あとは、1か月程度待ったら食べることができます。

ちなみに、裕美氏の祖母は、大根を干さないで漬けるようです。その方が、パリッとしていて美味しいからとのことでした。

それでは、今日の夕飯もたくあんを食べたいと思います(笑)。今日もご覧いただき、ありがとうございました。最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力頂けると嬉しいです。いつもありがとうございます。

 

 


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