勘六縁の田んぼから

手播きと手植えを振り返りつつ、先輩たちのすごさを知る。

こんにちは。
今日も裕美(嫁)が担当します。

遠野も暑いので、皆さんの地域はもっと暑いのかしらと想像しています。今日と明日は30℃くらいになりそう。田植え期間中、あんなに寒かったのが信じられない。それでも夜は10℃近くまで下がるので、朝は涼しい(ちょっと寒い)です。

さてさて。期間が開いてしまいましたが、手播きの様子をすこし。

種まき機で播くとこんなかんじ。
機械播き。

機械で覆土を掛けると、楽なんだなぁ。

機械播きの日の皆さん。雨が多かったけれど、無事完了!

手播きするとこんなかんじ。
手播き。

まきまきする里江さん。

覆土を掛けるタカさん。

手播きの日。みんなでわちゃわちゃ楽しい。

手播きでは、機械播きの2分の1以下のグラム数の種籾を播きます。すきまを作って、稲一本一本が大きく強く育ってくれるように。

ちなみに、機械播きの苗は田植え機で、手播きの苗は手で田植えします。機械播きは小~中学生の段階で、手播きは大学生の段階で田植えされるイメージ。大人です。

育苗ハウスで出番を待つ、手植え用の苗たち。
嫁入り前の苗さんたち。

そして、ばっちゃんたちに植えられていくわけです。嫁入り!
見惚れているうちに、どんどん進む。

手植えの面積は、今年は昨年よりちょっと少なめ。1.4町歩くらいでした。田んぼの状態や品種のちがい、予想収穫量などをかんがみて。

毎年毎年、「今年はこうしてみようかな」とチャレンジする部分があります。米作りは1年に1回だし、農家の先輩たちがどんな思いで新しい一年を迎えて行動していくのかなと想像すると、その積み重ねにくらくらします。すごいなぁと。

条件がさまざまですもの。その土地の特徴、その年の天候、土の段階、水(雪)の量、苗の育ち具合、草の種類と育ち具合、などなどなど。同じ小友町でも、同じ集落でも、というかむしろ隣り合っている田んぼだって、条件が違う。毎年変化する。

終わりがないけど、あきらめず、人と自然に敬意を持って、考え続ける。これきっと大切。な~んてことを、10年目にしてやっと、私は感じるわけです。陽佑氏は、たぶん前から感じていること。もちろん先輩たちも。すごいなぁと。

う~ん、頑張ろうっと。

西向きの我が家は、強烈西日によって午後とろけます。午前中はひんやり。今のうちにあれこれやろう。皆さんも、暑くなりそうな予感の日々、無理せずゆったりお過ごしになられますように。

ありがとうございました。

いいねと思っていただけたら、下のボタンをぽちっとお願いします♪ いつも見てくださってありがとうございます。


最近の投稿

アーカイブ