勘六縁の田んぼから

勘六縁の数年が、映画になりました。2月3日、盛岡で上映されます。

こんにちは。陽佑です。
私からも、今年も宜しくお願いします。

裕美氏の前回のブログにもあったように、ここ最近の冬で気になっていることのひとつは、クログワイの種が凍るかどうか、です。

条件は、マイナス7℃以下になること。そして、そのためには、寒くなる日には田んぼの土に雪がつもっていないこと。土に雪が被ってしまうと、布団のような役割をしてしまいます。土の表面が凍ったとしても、数センチ掘ると凍っていない、ということになってしまいます。

パワーディスクで秋起こし。そして今。

クログワイ、凍った?

今年は、雪も少なかったので、もしかすると、凍ってくれた日があるかもしれません。結果は、5~6か月先になりますが、あまり期待しすぎず、でも期待して待ってみます。

 

今回は、映画のお知らせです。勘六縁の数年間が、映画になりました。きっかけを下さった田下さん、何度も足を運び、撮影をして下さった能勢さんはじめ、千葉さん、篠田さん、ありがとうございました。

いつかの撮影風景。

左から、監督の能勢さん、能勢さんのお師匠さんの篠田さん、勘六縁1人目の社員だった馬場君。

2月3日土曜日、岩手芸術祭映像フェスティバルの一環で、盛岡市のもりおか町家物語館にて上映されます。時間は、14時頃からです。

監督の能勢さんより、映画のご予約は、「いわてアートサポートセンター」さんが受付をしているとのことです。
いわてアートサポートセンターさん → 019-656-8145

一生の中で、今後経験することはないであろう貴重な経験をさせて頂きました。果たして、私たちでよかったのだろうかということに自信はありません。

そうした中でも、私たちの数年間の歴史を映像として残すことができたことで、技術的な部分の変化を振り返ることができ、試行錯誤の中でいまの技術が少しずつ積み上げられていることを改めて整理することができました。ゆっくり変化しているように考えていましたが、映像を通してみると、思っていたよりも早いスピードで変化しているように感じました。

そして何より嬉しかったことは、父や地域のばっちゃん達の生きる姿を残すことができたことです。今もこれからも、様々な状況が変化していく中で、私たち自身が立ち返ることのできる原点のようなものだと思っています。

2019年稲刈り、父と私。

父が稲刈り、私が補助。

撮影に何度も通って頂きながら、色々なお話をさせて頂く中で、地域の産業として成り立たせてほしいというお話も伺っていました。そんな励ましも、撮影にお越し頂いた皆さまから頂いています。

まだまだ小さな農家で、産業といえるレベルではありませんが、私たちが歳をとったときには、恩返しの意味も込めて、そんな状況になっていられるように、一歩一歩やっていきたいと思います。

それでは、今日のブログを終わります。ご覧頂いた皆さま、ありがとうございました。2月3日、もし宜しければお越しくださいませ。

 

【勘六縁のお米】

*勘六縁の詳しいことは、HPへどうぞ。
*お米を食べてみたいという方は、勘六縁ネットショップからどうぞ。


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