2020年もありがとうございました☆
こんにちは。
本日の担当は裕美&陽佑です。
干し柿への陽佑氏の思い(正確には食い意地)は、十分に伝わってきました。すごいなと思うのが、美味しいものをいっぱい食べたい。それなら自分で作ろう。という思考回路になること。買おうでも作ってもらおうでもなく、自分で作ろうとするのです。これは陽佑氏が米作りを始めたきっかけにも似ています。
さてさて、今日は2020年最後のブログの日。雪です。
大雪です。庭の水道の蛇口にも、ちょこんと積もっています。
まずは裕美から。
先日髪を切りに行ったら、美容師さんに聞かれました。
「今年はどんな一年でしたか?」
どきっとしました。考えていなかった…
とっさに、
「ハッピーエンドでした」
と答えました。
ちょっと不謹慎かもしれませんが、とっさに出てきたのはその言葉。コロナ禍でも、農作業に集中できたこと、稲たちが無事に育ってくれたこと、変わらずお米をお送りさせていただいた米主さんたちがいてくれたこと、大変な状況の中でも踏ん張る飲食店の方々とのご縁があったこと。
改めて、本当にありがたく思いました。感謝しています。
そして先日、雑穀の料理教室へ行ったら、先生に聞かれました。
「来年はどんな一年にしたいですか?」
どきっとしました。考えていなかった…
「う~ん…わからないけど…自分の感情に素直に過ごしたいです」
と答えました。
その理由はまた後で考えます。(どういう意味でそう言ったのか、あまり整理できていない)
映画も公開されて(詳しくは映画「どこかに美しい村はないか」が完成。この風景を残したい。をご覧ください)、ばっちゃんたちの素敵な姿をたくさんの方々に観てもらえたのも嬉しかったこと。今年も皆さんとのご縁に恵まれて、よい一年でした。ありがとうございました。
続きまして、食い意地すごい陽佑です。最後のブログ、何を書けばよいか考えていましたが、裕美氏が書いたものを読みながら、そうだよねそうだよね、と共感しています。余計に、何を書けばよいか悩みます。
とにもかくにも、このような状況の中でも、たくさんの方々にお世話になりました。皆さま、ありがとうございました。何度もお伝えしているかもしれませんが、私たちはまだまだな農家ですが、そんな私たちをずっと支えて下さっているお客さまは、日本一のお客さまです。そのことに、いつも感謝しながら、これからもやっていきます。
今年は、3月で馬場君が卒業し、4月からタカさんと里江との4人体制になりました。新体制でどうなるか、というのが一番の不安でしたが、4月でその不安はどこかにいってしまい、これなら大丈夫そうという前向きな気持ちでお米作りが出来ました。みんなで力を合わせた結果です。ありがとうございます。
今年はもう一つ、10年目という節目の年でした。1年目からの流れを書き出すと、もうながながブログになってしまうのでやめますが、出来たこと、出来ていないこと、様々ありますが、それらも全部含めて、10年分の蓄積を感じます。
少しずつ増えてきたお客さま、お借りしている田んぼや持ち主の方々、田植えなどを手伝って下さる方々、種まきから稲刈りまでの技術、勘六縁メンバー、などなど、すべてが10年分の財産です。
「継続は力なり」とか、「続けることは大事」と言いますが、初めてこの言葉の意味を理解できた気がします。
田んぼの土に合わせて、亀のようにゆっくりと成長していくことしか出来ないことへの焦りが常にありますが、10年いっきに振り返ってみると、それなりに成長していることに嬉しさを感じます。あと10年、20年続けたら、勘六縁も地域もどうなるのか、とても楽しみです。
そのためにも、いつも自分自身はまだまだ未熟だという謙虚な気持ちと人や自然から学ぶことは大切にしていきます。
長いブログになってしまいましたが、2020年最後のブログもご覧いただき、ありがとうございました。皆さまにとって、2021年が穏やかに過ごせる1年となることを願っております。