勘六縁の田んぼから

私たちが食べたいお米を作る。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

3月に入りました。いよいよ2015年、就農5年目の米作りが始まる月になりました。去年は、楽しみの方が大きかったですが、今年は、楽しみと不安が半分半分です。

去年の9月に田んぼを見せて頂き、石川県輪島で無肥料・無農薬の自然栽培米作りに取り組む新井さんが、「私たち夫婦が食べたいお米を作る」というタイトルでブログを書いていました。

そのときのブログ ⇒ 「私たち夫婦が食べたいお米を作る」

このブログを見る一週間前、兵庫県からお越し頂いたお客さまも言っていた言葉がありました。

「菊池さん達のお米は、菊池さん達自身も食べたいと思って作ってらっしゃるお米だから、安心して食べることができます」

そんな内容でした。

先週、このことについて裕美氏と話をしました。

この文字だけ読むと、私たち(生産者)を中心に考えたお米作りに感じます。「売り手よし、買い手よし、世間よし」の3方よしではないのではと思ってしまいます。

でも、新井さんご夫妻の思いは決してそうではないと思います。

「お客さんに、美味しいと感じて頂きたい。そのためには、自分達が自信を持って送り出せるお米を作るしかない」

そういうことなのではないかと、裕美氏と話しました。お客さんに美味しいと感じて頂く以外にも、お米作りの目標は、たくさんの生き物を大切にしたい、自然環境を守りたい、輪島に貢献したい、などなど、様々な思いがあると思います。

「私たち夫婦が食べたいお米を作る」

この言葉には、新井さんの今年の米作りに対する覚悟があるように感じました。

いつも刺激を頂き、ありがとうございます。私たちも、覚悟を持って頑張ります。

先週の土曜日、小友町の伝統行事「裸参り」がありました。内容は、また今度お伝えします。来年こそは私も歩きたいと思います(笑)。
遠野市小友町の伝統行事「裸参り」


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