26年冬に仕込んだ味噌を味見☆熟成するのを待つ時間が楽しい。
こんにちは。
岩手・遠野で無肥料・無農薬米(自然栽培米)づくりをしている勘六縁。本日の担当は、裕美(嫁)です。
約1年前、花巻市東和町の自然農園ウレシパモシリさん に教えていただきながら作った白米こうじ。このこうじをたっぷり使って、味噌を仕込みました。
夏の土用のあたりで天地返しをすれば、発酵が進みやすくなるそうなのですが、田んぼの草取りで燃え尽きて(笑)、しませんでした。
どうなっているかな・・・わくわく・・・
おっ、味噌っぽい!
見た目もそうですし、香りも味噌っぽくなっていました。
うきうきしながら、翌朝味噌汁にしたら、
「しょっぺ~(う~ん塩辛いぞ~)」
ということに。
味噌っぽくはあるのですが、まだまだ塩気が際立っているというか、若いというか。もうちょっと待ったら、まろやかになっていくのかなと感じました。
でも、豆のつぶつぶ感が残っていて、「豆を食べる味噌汁」的な楽しみがありました。
何より、自分たちが育てたお米がこうじになって、味噌になるというのが面白い。自分たちが手を掛けて作ったと思うと、何割か増しで美味しく感じちゃいます。
まだかなまだかなと待っている時間を楽しめるのも、発酵や熟成の醍醐味かなと思います。タイムカプセルのようなかんじ。
ちなみに、味噌はカビたりするもののようで、ある対策を教わったことがあります。
小さなトレーに入っているものは、何でしょう??
答えは・・・
わさびなのです。チューブのわさび。
これがあるとカビにくくて、びっくり。この辺りではわさびも採れるので、いつかはすりおろしわさびでやってみたいなぁ…なんて、妄想しています。
ちなみにこの樽に入っているのは、25年冬に仕込んだ玄米味噌(玄米こうじを作りました)。2年経っても、まだまだ塩っぽいので、あと一年、ゆっくり待ちたいと思います。
さてさて、これから近くの米主さん(いつもお米を買ってくださっているお客さんのこと)へ、お米の配達に行ってきます。直接お渡しできる幸せを、じっくり味わってきます。
皆さんが、今日も一日笑顔でファイトできますように&おいしいお昼ごはんを食べられますように♪
ありがとうございました。