勘六縁の田んぼから

お米販売の多様化。美味しさとは何か?

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。今日は、比較的暖かく、日中の気温が久々に10℃を超えました。最近の朝は、こんな感じです。霜が降りて、草などを踏むとパリパリと音がします。
霜ふり

昨日も裕美氏が書きましたが、新米のご注文受付で、お申込みフォームに不具合が生じておりました。大変申し訳ございませんでした。

修正致しましたので、大変お手数をおかけしてしまいますが、もう一度ご注文いただけましたら幸いです。お試しでご購入いただく場合も、下記の定期購入お申込みフォームよりご注文できます。どうぞ、よろしくお願いします。

定期購入お申込みフォーム → こちら

勘六縁HP → こちら

それでは、今日のブログを始めます。

昨日と一昨日、新聞でお米のことが取り上げられていました。主食用のお米の消費量が減る一方のなか、こんな取り組みをしているところがあります。

① 小分け(2合や3合)の真空パックにして、鮮度(美味しさ)と使いやすさを重視した販売。

② 美味しさを数値化(100点満点)する販売。

③ 新品種を開発し、新しいブランドを作って販売。

この3つの話題が取り上げられていました。

この他にも、全国では色々は販売方法に取り組んでいるところがあり、勉強になるなと思っています。いま、お米の消費量は1人平均年間60キロを切りましたが、この数字が少しでも上がってくれれば、米農家としては嬉しいです。

この3つの取り組みで共通しているのは、美味しいお米を販売すること、だと思います。真空パックで鮮度を保ち美味しい状態で食べて頂く、美味しさを数値化することで食べる前にどれが美味しいか分かりやすい、いまある品種よりももっと美味しい品種を作る。

方法は違いますが、どれも美味しさを求めた取り組みです。食べ物を作るとき、やっぱり基本はおいしさなんだなと、改めて感じます。

そう考えると、

「美味しさとは何か?」

という疑問がわいてきます。

分かりやすい例で言えば、お世話になっている先輩農家さんたちで、こう言う方が多いです。

「自分で作ったものが一番うまい」

そう思う農家さんたちにとって、何が美味しいかと言えば、「自分が作ったもの」です。それが、多少鮮度が落ちていても、数値的に糖度が低くても、普通の品種でも、自分で作った過程や収穫の喜びがあるので、美味しいのだと思います。

ひとそれぞれ、どんなものが美味しいか?というのは、違うのだなと思います。

私たちの無肥料・無農薬米、自然栽培米は、どんな美味しさがあるのでしょうか?

明治時代の品種「亀の尾」の魅力、無肥料・無農薬栽培の安心感、天日干しによるお米の風味、遠野市小友町の自然豊かなイメージ、こだわり米を作る夫婦から直接購入できる安心感、一緒に草とりや稲刈りをした田んぼのお米を食べる喜び、こんな美味しさがあるのかなと想像しています。

お客さまに直接聞いてみたいと思います。勉強になりそうです。

11月24日の結婚式記念日に続き、明日の11月28日は、裕美氏の誕生日です。一応、何かをする予定です(笑)。


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