自然栽培とケガや病気
こんばんは。今日の担当は、陽佑です。
草取りが終わり、やっと一息つけると思っていましたが、思いのほか、草刈りに時間がかかっています。
草刈りは、全部で3回です。1回目は田植え後の6月上旬、2回目は草取り後の7月下旬、3回目は稲刈り前の9月上旬です。
今年は、全面積の3分の1の草刈りを田植え前に行いました。草刈りしてきれいにしておくと、田植えのときにも作業しやすいのと、田植えが終わるとすぐに除草機の作業が始まるので、早めに終わらせたかったからです。おかげで、田植えはやりやすかったです。しかし、2回目の草刈りは大変だということに気付きました。草が伸びすぎてやりにくく、体力を消耗してしまいます。
2回目を草取り期間中にやるか、やっぱり田植え後に1回目の草刈りをするか、2回目の草刈りは大変だと覚悟するか(笑)、考えたいと思います。
写真は、来年の育苗土の準備をしているところです。小さいお米を精米し、去年作った土と混ぜ、こうじ発酵を開始しました。今年こそ、よい育苗土を作りたいです。
今年は、なにかと病院に行くことが多いです。冬に祖母が入院してから亡くなるまで、週に何度か病院に行っていたし、家族以外のことでも、病院に行く機会が多いです。
そのたび、病院に来る人、働く人の多さにびっくりし、今の私たちの生活を支えているものなんだなと考えさせられます。
なるべくなら、ケガをしないこと、病気にかからないことにこしたことはないので、体は大切にしたいと思います。
でも、どうしてもケガをしてしまったり、病気にかかったりする場面があると思います。そんなとき、自然栽培に取り組む先輩農家さんや、様々な本から教えられたことがあります。
自然栽培に取り組んでいると、草がたくさん生えてきて大変だったり、虫に食べられたり、病気になったりしてしまいます。
そのとき、つい悲しくなったり、腹が立ったりしてしまいますが、草が生えてくることにも意味はあるし、虫に食べられたり、病気になったりすることにも意味はある、ということを教えられました。
私が去年から腰が痛くてつらいことにも、意味があるということになります。
体の使い方が悪く、このままずっと農業していくと大けがしていしまうから、いまのうちによい体の使い方を覚えてほしい、農業は体が資本だから、体を大切にする習慣をつけてほしい、などというメッセージのような気がします。
こう考えるのは、なかなか難しいことです。私は腰が痛いとき、考えることは出来ませんでした。痛いから早く治って!と思ってばかりでした(笑)。
自然栽培をしていると、作っているお米に対する考え方が、そのまま自分の生き方にも参考になる場面が出てきます。
お米と比較すると、まだまだな私ですが、こうした考え方はこれからも大切にしていきたいです。
明日は、盛岡市材木町の「よ市」です。酒買地蔵のお祭りがあり、長丁場の14時から20時までの開催です。去年のお祭りでは、お客さまからワンカップをいくつも頂きました(笑)。
天気も良さそうなので、にぎやかな1日になるかと思います。お時間のある方、どうぞ遊びにいらしてください。
それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。