勘六縁の田んぼから

自作の育苗土を使うかどうか、考え中。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。久々に、火曜日からの更新になってしまいましたが、今週も、どうぞよろしくお願いします。

実験中の自作の育苗土、いまはこんな感じです。種まきしてから30日以上過ぎています。普通、30日を過ぎれば、ある程度の大きさになるはずですが、寒いので、少しずつ成長しています。
ブルーベリージャム

秋田県大潟村の師匠、石山さん(㈲石山農産 )にも土を見せ、同じ時期に実験を開始して頂きました。昨日、

「遠野、田植えできるぐらい育ったぞ。使えるんじゃないか」

と、連絡を頂きました。私より成長スピードがはやいので、それにびっくりしましたが、やっと自分の作った土で苗作りができるかもしれません。

就農してから、自分で苗用の土作りをしようと試行錯誤してきましたが、何とか形になってきました。

何度か書きましたが、実験のポイントは2つです。

ひとつは、土から草(ヒエ)が生えてこないか。

自作の土は、発酵の考え方を利用して作ります。発酵すると高温になるので、ヒエなどの草の種が、死んでしまいます。でも、ちゃんと発酵していないと、草の種が残っている可能性があります。

もうひとつは、ちゃんと苗が育つか。

ちゃんと発酵した土を利用しないと、苗が成長の途中で病気にかかってしまいます。

一応、石山さんの実験では草も生えてこないし、苗もちゃんと育ったとのことでした。私の実験でも、いまのところ草は生えてきません。

なんとか、使えそうではありますが、自分で作ったものとなると、とても不安です。いままでの3年間は、石山さんが作ったものを頂いていたので安心して使っていましたが、よく考えると、石山さんも自分で作り出したころは不安だったんだろうなと、想像しています。

もう少し、自分の実験も続けながら、考えてみたいと思います。

雪が多く、全国的に大変な冬となっています。みなさまどうぞ、お気をつけください。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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