勘六縁の田んぼから

けんちん汁には、里芋ですか?じゃがいもですか?

こんばんは。

本日の担当は、裕美(嫁)です。

昨日は”大寒”でしたね。NHKのお天気担当の方が、「朝の渋谷、冷えています~さすが大寒といった感じです」と言っていました。皆さんのお住まいの場所はいかがでしたか?

遠野は、例によっていつも通り、寒かったです(笑)。でも、台所の流しの水滴は凍っていなかったので、まだセーフです。寒さが厳しいのも、あと1~2ヶ月(きっと)。キラキラした雪の景色や、こたつのぬくもりを満喫したいと思います。

さて、突然ですが、皆さんも「けんちん汁」って食べますか??

茨城の実家では、祖母の得意料理のひとつがけんちん汁で、お月見のときなどに食べるのが楽しみでした。具は、里芋、豆腐、白菜、しめじ、こんにゃくなどなど。美味しかったなぁ。

そして、遠野では”小正月(1月15日)”に作ります。お正月に忙しく過ごした女性が、心身ともに休めるよう、大量に作って温め直して食べるものなのだそうです。

母が作ってくれたけんちん汁の中には、おどろきの具がたっぷり。
けんちん汁

まず、じゃがいもが入っていてびっくり。夏も冷涼な遠野では、里芋はあまり作られていないからかもしれません。

そして、山菜が登場。ぜんまいや、ぼり(美味しいきのこ)を春に採って保存しておいたものが入っていました。

さらに、豆が入っています。食感が楽しくなりました。

ちょっと汁が少なめで煮物風でしたが(笑)、私にとってはとても新鮮で、美味しいおつゆでした。

けんちん汁や、お雑煮なども、その土地によって全然違ったりするのですね。鳥取の友人のお雑煮がまるで”ぜんざい”のようで、驚いたことがありました。しかも丸いお餅で。

遠野の方と話しても、例えば”芋の子汁”には豚肉や牛肉か、醤油味や味噌味か、はたまた醤油&味噌のブレンドか。話が尽きなかったことがあります。

みんなそれぞれにこだわりや、大事にしてきたお家の味があって、どれを食べてもそれぞれ美味しいのだと思います。食べ物の話は面白いですよね^^ みんな笑顔になるし、一所懸命伝えようとするし、お互いに興味津々になります。

けんちん汁、昨年も今年も作るところを見ることができていないので、次回はお手伝いしたいと思います☆

最後に、まさかの組み合わせ・菊池家の穀物祭りごはんの紹介です。
炭水化物

けんちん汁と玄米がゆと、くるみ餅。ごはんと餅のコラボレーションです。

くるみ餅は、遠野に来て初めて食べました。くるみとお砂糖と醤油でできる、激うまダレです。はまりました。この日も、2個食べました(笑)。

あぁ、また食べたい・・・

皆さんが、ゆっくりお風呂にはいって、幸せ気分で布団に入れる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。


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