勘六縁の田んぼから

自然栽培のお米づくりには欠かせない「除草機」、手作りをしてみようと考え中。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。今週も、どうぞよろしくお願いします。

さきほど、裕美氏から聞きました。昨日の夜、寝言を言っていたようです。

「やっぱ、あったかいな~」

先週は、薪ストーブのあるお宅に、お邪魔した一週間でした。朝起きると0度前後になっている私たちの家とは、くらべものにならないほど暖かかったです。夢にまで見てしまいました(笑)。

まだ夢ですが、いつか、「暖かい家」を建てたいです。

先週のブログ(冬の秋田は初めて★ 米作りの師匠に会えて、嬉しい一日でした。 )で裕美氏が紹介したように、秋田の師匠、石山さん((有)石山農産 )のところに行ってきました。

石山さんは、冬でも仕事をします。除草機を自分で作っていました。
除草マシン

無肥料・無農薬の自然栽培でお米作りをするとき、除草作業は欠かせません。草をきれいに取ったところは、収量が多くなり、草が取れなかったところは、やっぱり収量が落ちてしまいます。

除草作業の前半は、機械除草、後半は、手取り除草です。石山さんは、様々な除草機を持っていますが、写真のような乗用のものも使っています。私は、以前のブログ(気合いが大事な除草機の作業風景~動画付き~ )でも紹介したように、歩行の除草機です。

私の様な機械除草は、かなり体に負担になるので、どうしようかと悩んでいました。できるなら、乗用のものが欲しいと思っていました。

石山さんの除草機を教えて頂きましたが、お米作りの先進地「大潟村」だからこそできる除草機でした。

新しく、既製品の除草機を買うという選択肢もありますが、なるべく体に負担にならないものを選ぶと、歩行用のものでも、安くても60万円ほどします。100万円はかかると思っていた方がよいです。乗用のものとなると、田植え機+除草機という組み合わせになるので、200万円以上かかります。

考えましたが、私も自分で作ってみることにしました。自分でと言っても、よくして頂いている先輩の機械屋さんにお願いしました。

「作るけど、すぐに使えるか分からないからな」

と、先輩に言われました。何かを作るとき、失敗はつきものです。石山さんも、

「いまの除草機になるまで、20年かかった」

と言っていました。先輩には、材料費は5万円ぐらいみとけばいいかなと言われています。

裕美氏に報告したところ、

「チャレンジ費だね」

と言っていました。いま、確定申告の準備をはじめているので、「○○費」と言いたがっています(笑)。

すぐによいものが完成するか分かりませんが、遠野でも手に入る材料で、出来るだけ簡単な除草機を作りたいです。


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