勘六縁の田んぼから

やりたいことをやる。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。雨が続きます。もう、お腹いっぱいです(笑)。今年の天気は、お米に乾く暇を与えてくれません。予報だと、日曜日まで雨、来週月曜日から晴とのこと。しっかり乾きますように。

それと、もうひとつ前置きです。ストーブの季節になりました。同時に、芋の季節になりました。裕美氏、今年も焼いています(笑)。
妖怪芋焼き

ある友人が、こんなことを言っていました。

「仕事にやりがいを見出せない」

関東の生協のパルシステムで、1年半しかサラリーマン経験がない私は、

「そうなんだぁ」

と、話を聞いてあげることしか出来ませんでした。

そこで、試しに2人の父に聞いてみました。

「こんなことを言っていた友達がいるんだけど、どうすればいいと思いますか?」

私の父の回答は、とりあえず置いといて(笑)、裕美氏の父は、こんなことを言っていました。

「自分のやりたいと思ったことをやればいんじゃない」

とのことでした。

私自身、農業を始めたきっかけは、まさに、「やりたいと思った」からでした。2010年の1年間、秋田県大潟村の石山さん(㈲石山農産 )のところで研修し、2011年から農業を始めました。

1年目の2011年、予想よりもかなり収量が少なく、ほとんどのお米を販売することが出来ませんでした。

2年目の2012年、こんなに収量が少なくて、しかも販売することができないなら、もう無理なんじゃないかと不安だらけでした。でも、裕美氏と結婚し、何とか作ることはでき、お客様も少しずつ増えてきました。

3年目の今年、欲しいと言ってくれる方がいることが嬉しくて、まだまだ安定した生活ができるレベルではないですが、何とか頑張れています。

やりたいと思って始めた無肥料・無農薬の自然栽培米作りですが、もう辞めたいと考えたこともありました。でも、辞めずにすんだのは、

・ 裕美氏と家族がいたこと。

・ お客様がいたこと。

・ 先輩農家の方々、先輩経営者の方々に恵まれたこと。

が大きくて、もうひとつは、

・ 自分で始めたことだから、自分自身に対する、辞めるときの言い訳が出来なかった(笑)

だと思います。

自分で始めたことで、やっても辞めても、その責任は100%自分自身にあります。1年で辞めてしまうなんて、なんて情けないんだろう、そんな自分は嫌だと思っていました。

まだまだ、苦労することはあるはずです。でも、自分自身でやりたいことを始めると、嫌でも頑張らざるおえないです(笑)。裕美氏の父が言っていたとおり、

「やりたいと思ったことをやる」

というのは、大切なことなんだと思います。

明日は、酒蔵に出荷する分の等級検査というものがあります。順調に、検査が通ればよいです。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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