サッカー選手の考えを知る。
こんばんは。今日の担当は、陽佑です。予定では、先週の土曜日には終わっているはずの除草機作業が、今日やっと終わりました。
先週の木曜日、除草機が故障しました。除草機の軸が割れてしまい、うまく回転しなくなりました。一般的には、除草機は3つの爪で使います。でも、3つの爪だとなかなか作業が進みません。そのため、7つの爪をつけて作業しています。ちょっと無理をさせているので、軸が消耗品になってしまいます。
除草機君、1か月間ありがとうございます。お陰さまで、今年も草を抑えることができました。あとは、ひたすら手で取っていきます。
私が1番好きなスポーツは、サッカーです。今日は、日本代表の本田選手、長友選手の話をします。
今週の月曜日(7月1日)、NHKのプロフェッショナルは、本田選手の特集でした。本田選手の考え方で、印象的だったものを紹介します。
ひとつは、自分を信じることの大切さです。
本田選手は昨年、半月板損傷という、選手生命も危ぶまれる大けがをしました。そのとき、本田選手が考えたことは、
「これはチャンスや!」
だそうです(笑)。自分なら、このケガを乗り越えたとき、またひとつ世界一のプレーヤーに近づくと考えたとのことでした。未来のために、自分を信じてやれるだけのことをやる、すごいと思います。
いまの私も、椎間板ヘルニアという怪我をしています。除草機をかけていると、けっこうな痛みが出てきます。
そこで私が思うこと。
「あー痛い。お願いだから、早く治って」
です(笑)。チャンスなんて、考えたことはありませんでした。でも、きっとチャンスなんだと思います。
これから長い農家人生の中で、体に負担をかけない作業を覚えるチャンス、精神的に逆境を乗り越えて強くなるチャンス、自分のつらい体験を他人への思いやりにかえるチャンス、などなど、色々なチャンスがめぐってきた、そう考えることにします。
もうひとつ、印象的だった話は、いつでも他人を責めることなく自分が出来る限りのことをやる、でした。
なにか壁にぶちあたったとき、本田選手は、
「情熱は足りてるか?」
と自分自身に問いかけると言っていました。問題が発生する前に、もっと自分に出来ることがあったのではないか、もっと情熱を持って頑張ればよかったのではないか、と考えるそうです。
例えば、いつも裕美氏と作業している私は、つい裕美氏にきつくあたってしまうことがあります。でも、その前に、「自分がもっとちゃんと説明すればいいのだから、けっして裕美氏のせいではない」、そう考える習慣をつけたいです。そして、ケンカを少なくしたいです(笑)。
最後に、長友選手です。
長友選手は、「なんでこんなに走れるんだろう」と、いつも思っていました。その答えの一つになる考えを、最近、何かのニュースで知りました。W杯予選で中東に行ったときのことです。中東は、40℃を超える中でサッカーをするので、環境が過酷です。そんなとき、長友選手は、
「ここは暑いところじゃない。寒いところなんだ」
と自分に暗示をかけたそうです。そうしたら、本当に暑いとは感じず、90分間走りきれたそうです。プレーには、メンタルがかなり影響すると言っていました。
例えば、体力的につらい草取りも、
「全然つらくない。むしろ楽しい」
と考えると、けっこう頑張れそうです(笑)。
2人とも、すごいと思います。私も見習って、頑張っていきます。