勘六縁の田んぼから

じっちゃんから教えられてた、菊池家の家訓

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

先週、8年間寝たきりだった祖父が亡くなりました。ご存知の方も多いかと思いますが、「勘六縁」という名前は、曾祖父と祖父の頭文字を使っています。使っている田んぼのうち、3反歩(30a)だけは、2人が手作業で作った田んぼです。そんな2人に感謝の気持ちを込めて「勘六縁」という名前をつけました。

祖父は、日中は相当無口なシャイ人間、夕方から晩酌を始めるとしゃべるという人でした。そんな祖父から教えられたことは、

・ 「かじか」かせぎするな。

・ 地味に生きろ。

この2つでした。両親に聞いてみると、これは曾祖父も言っていたとのことでした。菊池家の家訓として、大切にしていきたいと思います。

「かじか」かせぎするな、という意味は、いっきに働きすぎるな、ということです。魚の「かじか」が、休みなく泳ぎまわることからきています。

ちょうど、まだ腰が痛くてつらい状況なので、「かじか」かせぎすることなく、しっかりと治して農作業をしたいと思います。そして、毎日のささいなことにも幸せを感じながら、地味に生きていきたいです。

そろそろ、田んぼの作業が始まります。風が強い田んぼは、雪がほとんどなくなっていました。裕美氏も、土いじりしてしまうほどです(笑)。
いじいじ

こんなに、まだまだ雪が残っている田んぼもあります。左側の吹き溜まりになっているところは、人がすっぽりうまるぐらい、まだ残っています。
日陰の田

田んぼによって状況は様々です。3年目の今年は、種まきから夫婦2人で出来るので、力を合わせて美味しい無肥料・無農薬米(自然栽培米)「亀の尾」を作っていきたいです。


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