この記事は、こちら（勘六縁の６つのこだわり ）と合わせてご覧下さい。

無肥料にこだわる理由は、それが環境によいと考えているから、という点もあります。

肥料には、科学肥料と有機質肥料（主に家畜の糞尿）がありますが、どちらの肥料も、温室効果ガスの１つである酸化窒素の主な発生源となっています。

また、有機質肥料は、家畜の糞尿が主に利用されますが、動物を飼育すること自体が、環境に負担をかけています。温室効果ガスの１つであるメタンガスは、家畜の反芻、糞尿が主な原因です。家畜を飼育するためには、大量の食料や水も必要です。それに、家畜の飼料を生産するためには、多くの石油が必要になってきます。

以前にもお話しした様に（無肥料・無農薬米にこだわる理由①－１～事実から～ 、無肥料・無農薬米にこだわる理由①－２～自分の感覚から①～ 、無肥料・無農薬米にこだわる理由①－２～自分の感覚から②～ ）、無肥料・無農薬米が出来るという事実と、その方法が一番よいという自分の感覚が、無肥料にこだわる大きな理由ですが、今回は、主に地球温暖化の観点から、無肥料にこだわる理由を整理してみました。

無肥料・無農薬米の作り方はとてもシンプルで、シンプルだからこそ、環境に良いのだと思います。