勘六縁の田んぼから

無肥料・無農薬米にこだわる理由➀-1~事実から~

勘六縁のお米無肥料・無農薬米にこだわる理由は、それでも充分、美味しい野菜もお米もちゃんと収穫出来ることを知ったからです。

去年1年間、大潟村の石山範夫さんのところで、自然栽培米を作ることを経験してきましたが、ちゃんとお米を収穫することが出来ました。

また、何度か登場していますが、30年以上も自然栽培で野菜を作っている千葉の高橋博さんの畑にも行って来ましたが、ここでも、ちゃんと野菜を収穫していました。写真は、その時のものです。人参を作っている畑ですが、もう収穫したあとで、選抜した人参だけが残っていました。驚くのは、除草剤を使っていないのに、草が一本もないことです。手でもほとんどとっていないのに、草が全くありませんでした。

さらに高橋さんの所では、慣行栽培並に収穫出来る畑もあるそうです。そして、病気や虫による被害もありません。しかも、人参がびっくりするほど美味しかったです。

石山さんの田んぼと、高橋さんの畑は、自然栽培というものが成り立つことを証明している事実です。

もちろん、草もない、病気や虫による被害もない、慣行栽培並に収穫出来る、そしてすごく美味しい、そうなるまでには、長い時間がかかります。

しかし、農薬や肥料(化学肥料、有機質肥料)にかかる労力やお金のこと、自然環境のこと、「食」全体のこと(これらについては、少しずつ説明します)などを考えると、無肥料・無農薬の自然栽培米を作るということは、とても意義のあることだと思っています。

なお、合わせてこちら「勘六縁の6つのこだわり 」もご覧下さい。


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