勘六縁の田んぼから

裕美氏の小友暮らし。一人で山菜を採りに行く。

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

4月にどんな作業をしていたのか、その内容はまた今度書きます。今回は、裕美氏と山菜の話です。

2012年の6月に小友に住むようになった裕美氏は、今年で5回目の春を過ごしています。

毎年、前の年よりも春の作業を覚え、今年に関しては、ハウスでの苗作りは、ほとんど一人で管理できるようになっています。私よりも上手だなと思うくらいです。

そして、春の山菜も覚えるようになりました。特に、去年の春食べられなかった「こごみ」への思いが強く、4月に入ったあたりから、

「こごみ、まだかな??」

と、言い続けていました(笑)。

その結果、今年は作業の合間に何度か「こごみ」がある場所へ行き、タイミングよく採ってくることができています。

私としては、

「今年はだいぶ食べることが出来たから、もうそろそろいいかな」

と思うようになっていた、そんなある日、裕美氏と一緒に田んぼに行ったところ、

「こごみ発見!」

と嬉しそうに言ってきました。どうやら、田んぼの近くで、かなり生い茂っている「こごみ」エリアを発見したようでした。

相談して、近いうちに採りにこようと、その日は採らずに帰りました。

その後、作業が忙しかったので数日が経ってしまい、

「ごめん。今日も採りに行けなかった」

と裕美氏に言うと、

「大丈夫。今日採ってきた」

と、裕美氏が言いました。山の中にある田んぼで、クマもしょっちゅう出る場所なので、

「えっ、一人で行ってきたの??」

と私が聞くと、

「うん」

と、当たり前でしょという感じで返事をしてきました。

作業だけではなく、小友の自然の中での暮らしぶりも成長しているんだなと感じた出来事でした。

そして、自分が食べたいから自分で採りに行くという食いしん坊ぶりも増してきたなと感じています(笑)。

今日も山菜祭りの夕飯のようです。裕美氏が一人で採ってきた「こごみ」もあります。それと、同級生からもらった「シドケ」、「たらぽ」(たらのめ)です。美味しく頂きます。
春の山菜祭り。裕美氏が採ってきた「こごみ」、同級生からもらった「シドケ」、「たらぼ」。

それでは、今日もご覧いただき、ありがとうございました。最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。

 

 

 

 


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