勘六縁の田んぼから

桜の木が、おもちのなる木に変身★

こんばんは。
本日の担当は裕美(嫁)です。

いやはや、すごい雪でしたね。普段降らない地域でも積もって、大変だったと聞きました。どうぞお足元気をつけてくださいね。ちょこちょこ歩くとコケにくいってのが、雪国の習わしであります。

遠野でももさもさ積もりまして、すべてがまっしろけ。特に今回の大雪では、木に積もった雪がなんともきれいで、見とれています。

家のうらの桜の木。まるでおもちがくっついたみたい。
まるで、おもちのなる木♪ お、おいしそう…

降りはじめのころは、ちょこっと積もっただけだったのに。
このときは、まだ桜の木。

この桜の木を見て思ったこと。

「美味しそう」

小さいころ、母が読んでくれた本に『めっきらもっきらどーんどん』という変わったお話があって、その中に出てくるのです。おもちのなる木。

びよ~んと伸びて、ちょっと色のついたものもあって、”ふうわり あまくて ほっぺたがおちそうだった”って書いてあったのです。なんて美味しそうなんだ…!

この本、どうしてかすごく惹かれて、今でも実家に帰ったときはたまーに読んだりします。よかったら一度見てみてください♪

今思うと、遠野で小正月に作る「みずき団子」にも似ているなぁと。色をつけたお団子を枝につけて飾って、五穀豊穣を祈る行事。いろんな記憶や経験て、今に結びついているのだなぁと実感します。母のおかげですね。感謝。

最後に、「家のハウスがきれいだから、見てきてごらん」と陽佑母。
あぁ、さむい… 寒い遠野ならではの風景。

※ちょっと見えづらいかも… ハウスの骨に沿って、くにゃっとした雪があります。

ハウスの骨に積もった雪って、普通はぽとっと落ちるのですが、水分が多い&寒くてへばりつく(もっといい言い方ないかしら)かんじに。さっみい遠野だからこその風景でした。

何より、毎年雪景色を見ているというのに、「きれい」と思う感性がすてきだなと。当たり前の日々を大切にする、岩手人の県民性がすきです。

皆さんが、あったかいごはんを食べてゆっくり過ごせる夜でありますように。

今日も一日、ありがとうございました。

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