勘六縁の田んぼから

ネムノキの森。

こんにちは。馬場です。

暑い日が続いていますが、今日は曇りで風も幾分か吹き、過ごしやすく感じる小友です。

前回の陽佑さんのブログの通り、「はしりっ穂」が出てきました。このまま順調に穂が出そろい、天気も続いてくれることを祈っています。

昨日、草刈りをしていたら、ネムノキの若木が生えていました。

近くには大きなネムノキが生えていて、この木の種子が飛んできて、根付いたものだとわかります。

周囲にはほかにいくつもネムノキの若木が生えていて、草刈りをしないと、このままネムノキの森になっていくことが想像できました。

一本の大きなネムノキとまだ若木のネムノキを見比べて、背丈の高さも幹の太さも、その大きさの違いからこの木が同じ種類の木であることが信じられないのと、こんなに大きくなるまでにはどのくらいの時間がかかるのだろうと、驚きます。

一本のしっかりした木があることで、沢山の種子が周囲に飛んで、根付き、林になり、森になっていくことが、一つの自然の流れなのかなと、ネムノキを見ていて思いました。

ただ、そこまで行くには、何十年、何百年という長い時間がかかるのだろうとも想像できます。

昔、読んだ本の中で、老人が若者に、

「君は若くていいね。この木がどういう風に成長していくのかを見ることが出来る。」

と、語る場面を思い出しました。

夏になり、色んな草木が一気に成長するようになると、私は植物をつぶさに観察することが疎かになりがちなのですが、稲はもちろんのこと、しっかりと植物が生きる様子を観る目を養いたいと思っています。

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馬場


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