勘六縁の田んぼから

嫁っこのゆみこさん。

こんばんは。
本日の担当は裕美(嫁)です。

大雪の地域の方もいらっしゃるでしょうか。雪降ろし、車の運転など、どうぞお気をつけてお過ごしください。

遠野はそこまで降らず、ちょっと意外なかんじです。降雪量は少ないのですが、一度積もるとなかなかとけません。さらさらでキラキラな雪はとてもきれいで、クロスカントリー風にすいーすいーと歩くのが楽しいです(転倒注意)。

さてさて、今日のお題は「こ」について。

岩手の言葉って、温かくて、時に奇想天外で、好きなのです。

例えば、名詞のうしろに「っこ」とつくことが結構あります。
・餅っこ・・・例文:餅っこ搗くべ(餅つきしよう)
・馬っこ・・・例文:あすこの馬っこ、めんこいなぁ(あそこの馬は可愛いなぁ)
・娘っこ・・・例文:●●さんの娘っこ、高校さあがったが?(●●さんの娘さん、高校生になったかしら)

小友のマダムたちも、ダンディなおじさま方も、「っこ」を使います。きゅんとします。

ちなみに、私は菊池家の「嫁っこ」です。基本的には「ゆみちゃん」と呼んでもらっているので、「あすこの嫁っこのゆみちゃんがよ~」というかんじになります。

そして時々、「ゆみこさん」と呼ばれることがあります。これが面白い。

例えば、「とく子」さんだと思っていたばあちゃんが「トク」さんだったり、「はな子」さんだと思っていたマダムが「はな」さんだったりします。母も、「●●子」と呼ばれることがあります。ほんとうは二文字なのですが。

逆に、例えば「くみ」ちゃんと呼ばれているマダムが、ほんとうは「久美子」さんだったりして。覚えるにあたって、てんやわんやします。(笑)

そこに、屋号だったり、地名だったり、今はもう亡きじいちゃんの名前だったり、誰それの同級生だったりが組み合わさって、どこどこの誰々という話が始まった日には、私の脳はカオス状態。

つまり、「下小友の、六郎さんちの、二番目の孫の、陽佑くんの、ゆみこさん」と呼ばれたりします。なお、六郎さんは亡くなったじいちゃんです。

この「こ」について、同じく遠野へお嫁に来た方と話したことがあります。岩手あるある、というかんじでしょうか。

かわいらしいものや大切なものにつけるのかもね。不思議だね、でも嬉しいよね。となんだか納得して、よかったよかったと話が落ち着きました。

菊池ゆみこ、ずぼらな嫁っこですが(笑)、これからも小友のいろいろを知っていきたいと思います。

皆さんも、ちょっとした面白いことに出会えますように♪
キキの表情がすてき。

※あと1ピースで完成するパズル。ジブリで一番好きなのは、魔女の宅急便です。

今日も一日、ありがとうございました。

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