勘六縁の田んぼから

稲穂を見て思う、それぞれの8月。

こんばんは。陽佑です。久しぶりの投稿になりました。うまく書けるか大変不安ですが、どうぞよろしくお願いします。

8月20日の今日は、「二十日盆(はつかぼん)」。ということで、菊池家でお墓参りに行ってきました。お墓参りに行っておきながら、二十日盆とは何なのか、実はあまりよく分かっていません。今度、近所のじっちゃんばっちゃんに聞いてみます。

帰り道、

「もーもーだ!!」

と言い、娘が走り出しました。近所で牛を飼っている方を見ると、「もーもー」と言います。ちなみに、牛そのものも「もーもー」です。
近所で牛を飼っている方。

もーもー、もーもー、と連呼しながら、もーもーのおじさんを見に行った娘。
もーもーのおじさんと娘。

早く帰りたいのに帰れなかったですが、いつも一瞬一瞬に全力投球の娘の姿勢は勉強になります。

 

6月後半から7月の下旬まで曇りや雨が続き、今年はどうなるかと思っていました。そこからずっと暑い日が続き、私たちの田んぼでも順調に穂を出しています。この時期を迎えることができて、ほっとしています。
8月の田んぼ。稲穂が垂れ始めました。

 

稲穂に注目しているのは私だけではなく、みんなが注目しているようです。

タカさんの奥さんは、稲穂が出た田んぼを見て、こんなことを言っていました。

「今年天気悪くてどうなるんだろうって心配してたけど、出てきた~!と思って安心した~」

近所の70代のおばちゃんは、こんなことを言っていました。

「久しぶりに散歩に行ったら、穂でてらっけし、もう垂れできてらっけじゃ。いつもの年よりはえんじゃね」

私たちの田んぼのある農道が散歩コースになっており、いつも気にかけて下さっています。

草取りをして頂いたおばちゃんには、

「遠目に見ただけだけど、立派に穂でてらっけじぇ」

と言われました。

農家仲間の友人は、

「私この時期になると、あ~もう穂でてきちゃった~。今年も何にも出来てない~って焦るんだよね」

と言っていました。そんな捉え方もあるのだと、笑ってしまいました。

みんな思うことは違っても、8月は稲穂が出る時期として大切にしているようです。

穂がこの時期に出てくるので、新米の発送が遅く、11月より始まります。昨年より、亀の尾と並んで作付け面積の大きい遠野4号。穂先が赤く野性的ですが、穂が出るのが早く、今年のような年でも元気に育っています。
穂先が赤く、野性的な遠野4号。

8月10日より、新米のご予約も受け付けております。

ご注文はこちら⇒「定期購入申し込みフォーム
(その他の欄へ「新米予約」とご記入ください。お試しの方はその旨もお書きください)

一度食べてみたいという方も大歓迎です。どうぞ、宜しくお願いします。

 

 


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