勘六縁の田んぼから

ヤドリギの色と不思議な形。

こんにちは。馬場です。

冬の間は、雪に覆われたり、植物は枯れてしまうので、自然の中に色が乏しく、なんとなく物足りない気持ちになったりします。

そんな色のない冬の間でも、「ヤドリギ」は常に緑色をしている常緑樹なので、「癒し」としてよく見ています。去年の2月末のブログにも「ヤドリギ」のことを書きました。「福寿草が咲きました。
家の前に「ナナカマド」という木が生えているのですが、その木に「ヤドリギ」が寄生しています。

落葉樹の「ナナカマド」は葉を落としているのですが、その中に複数個、ぼんやりと丸い形をした緑色をした物体が「ヤドリギ」です。遠くから見ると鳥の巣の様に見えます。
「ヤドリギ」は成長するにしたがって球体状の形を作っていきますが、一年に一節のスピードでしか成長しないので、球体の形を成すには時間がかかります。上の写真は徐々に球体を形づくっている途中ですが、下の写真はまだ寄生してから年月の浅いもののようです。緑色した一本の枝葉が生えています。

「ヤドリギ」は半寄生なので、種が木の肌に付着すると、そこから発芽して、根を宿主の中にの伸ばしていき、木の導管と師管に根を下ろします。「ヤドリギ」の根が「ナナカマド」の中にどのように伸びているのか見てみたくて、一本だけ引き離してみました。

剥がしてみましたが、根っこがどう伸びているかは分かりませんでした。
剥がすのではなくて、断面がわかるように切れば良かったと思いましたが、断面を切るのは大変なので、またいつかにしたいと思います。

二月も中頃に入り、あと少しで二月末になります。昨年、小友ではこの時期に福寿草が咲き始めたので、今年ももうそろそろかなと今から楽しみにしています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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