勘六縁の田んぼから

田んぼに住む生き物。

こんにちは。久々のブログになってしまいました、馬場です。

遅くなってしまいましたが、改めまして、田植えに来てくださった方々、本当にありがとうございました。手植えは本当にたくさんの人の手がないと出来ないことなので、本当にありがたく感じています。手植えのための準備をしている早朝の田んぼは、ひっそりと静かで、大きく、一人で向き合っていると、心細い気持ちになってきます。そこに、手植えをしてくださる皆さまが笑い声を響かせながら、賑やかに田植えを進めていく様子を見ていると、まるで朝の田んぼとは違う田んぼにいるかのような感覚になってきます。たくさん方々に田植えに来ていただいて、本当にありがとうございました。

昨日で、除草機も一段落し、今日は午前中雨ということもあって、事務所でブログを書いています。

昨日は、畑の草を集めていたら、クマの糞が落ちていました。新しいものだなと思っていたら、一時間後くらいに「〇〇地区(隣の集落)でクマが目撃されたので注意してください」と言うアナウンスが流れてきました。私が糞に気付いたころにはまだ近くにクマがいたと思うと少し怖くなりました。

田んぼの除草機を押していると、田んぼによっては沢山のイモリを見かけます。

面白いのは、イモリが沢山いる田んぼの畦道を挟んだすぐ隣の田んぼでも、イモリが全く見当たらないことがよくあることです。イモリが生息するには、似たような環境で距離的にもさほど違いがないのにもかかわらず、片方の田んぼにはイモリがたくさんいて、すぐ隣の片方の田んぼには全く見かけません。

また、田んぼによっては、生息するトンボの種類も違います。 黒色、黄色、青色、ひらひら飛ぶトンボ、水面近くをすーっと飛ぶトンボ、大きさも、細さも様々で、本当にいろんな種類のトンボがいるのだなと、思います。トンボは図鑑で調べても素人目には、何がどのトンボかわかりづらく、トンボに詳しい方が近くにいてほしいです。

田んぼの稲と草の生育の様子を見ていると、そこには本当にたくさんの生き物が住んでいることもわかります。田んぼは、生き物たちにとって、寝起きする家であり、食べ物を探す狩場でもあり、繁殖相手を探す場所でもあります。そして、私もまた田んぼによって生かされていることを思うと、イモリやトンボと同じ様に、田んぼに住む生き物なのかもしれないと思えてきます。

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