勘六縁の田んぼから

今日は小正月。小正月と言えば、けんちん汁。

こんばんは。陽佑です。先日、馬場君もブログで書いていましたが、ここ数日の小友は寒いです。山間地の小友は、遠野市街地よりも、さらに何℃か低いです。暖房をつけていない部屋は氷点下の日が続き、野菜やリンゴ、みかんが凍ってしまいました(笑)。

これまでに、裕美氏が何度か取り上げていますが、今日は小友の小正月(こしょうがつ)の暮らしについてです。この地域では、小正月と言えば「けんちん汁」を食べます。裕美氏が作ったと見せかけて、今回も母に作って頂いてしまいました。手伝わず、すみません(笑)。
2018年の小正月。けんちん汁と裕美氏。

「小正月って、どういう意味あるの?」

と両親に聞いてみましたが、

「知らね」

と言われました。ということで、ネットで少し調べてみました。

小正月とは、旧暦の正月のことのようで、新暦になってからも旧暦の風習が残り、元旦を大正月、15日を小正月と呼ぶようになったとのことでした。

大正月の行事には、年神様を迎えるものが多いのに対して、小正月は、豊作祈願や家庭的なものが多いそうです。

33年生きてきましたが、知らないことが多いです。

今回の菊池家のけんちん汁には、豆腐、昆布、きのこ(「ぼりめき」とこの地域では呼んでいるもの)、コンニャク、ごぼう、人参、じゃがいも、大根、豆(ささげ)、ゼンマイ、油揚げ、の11種類の具材が入っていました。小友では、一般的な具材のようです。毎年、ほとんどの具材を親戚の方から頂きます。切るのが大変なのに、ありがとうございます!
菊地家のけんちん汁

母には、「ささげ」とゼンマイが入っているのがこの辺りの特徴だと教えられました。

ちなみに、茨城出身の裕美氏の地域では、じゃがいもや「ささげ」、山菜が入らず、そのかわり、里芋や白菜、しめじが入るようです。

裕美氏と結婚して、初めて違う地域の「けんちん汁」を食べましたが、美味しかったです。

春から秋は、いつも慌ただしく過ごしてしまうので、ご飯を楽しめないことも多いですが、冬になると、落ち着いた時間を過ごせるので、ご飯が楽しみになります。

沢山食べて、豊作祈願したいと思います。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 


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