勘六縁の田んぼから

あぁ山菜の日々。

こんにちは。
今日の担当は裕美(嫁)です。

遠野は暑い日が続いています。25℃くらいありそうです。遠野でこれだけ暑いということは、全国いろんなところでもっと暑いはず。皆さん、どうぞお体お気をつけてお過ごしください★

まずはお詫びから。先日のブログ「種もみから、ぴよっと出た芽がこちら★」で、「芽」よりも先に「根」が出るとお伝えしたのですが、やっぱり「芽」のほうが先でした。

「芽出し」じゃなくて「根出し」じゃん! と書きましたが、「芽出し」で正解のようです。ごめんなさい。

植物は、基本的には根をひろげてから、芽や葉を伸ばすものと捉えているので、種もみもそうだろうと思っておりました。大変失礼いたしました。ブログも修正しました。教えてくださった先輩農家さん、ありがとうございました。

 

さて。
今日は久々にごはんのお話です。

春の楽しみって色々あって、ばっけ(ふきのとう)を見つけること、桜が咲くこと(お団子を食べること)、こごみがちょっとずつ生えてくるので様子を見に行くこと。そしてその後の山菜の日々。山菜がいろいろまわって(いただきものをすることを、まわってくる、と言います)きます。

つまり、美味しいものものがたくさんあるという、食いしん坊万歳な季節なのです。山ん中に住んでいていがったなぁ(よかったなぁ)と感じます。

たらぽ(たらの芽)と、こんふりという葉っぱの天ぷら。こんふりって揚げるとパリパリで、なぜか磯の香りがして美味。
たらぽとこんふりのてんぷら ←早口言葉みたい。

陽佑氏の同級生に、たらぽをいただいたのでした。貴重なものをありがとうございました!!
たらぽを見つめる、その瞳。

そうでした、こごみも一緒に採りに行かせてもらって。このくるくるがたくさん生えていると、ときめきます。
くるくるこごみ。天ぷらや、茹でて酢味噌やマヨネーズが美味。

こごみの天ぷら。左奥にあるのが、しどけ。手前にちょこんとあるのは、我が家のアスパラさん。
緑色の食卓。

アイコという、くせのない山菜。六郎じっちゃんは長いまま食べるのが好きだったようで、陽佑氏も真似して食べていました。
アイコという山菜。うちのばっちゃんも、愛子さんでした。

近所のばあちゃんの草地へ、母とわらび採りに行きました。ばあちゃん、おかげさまでした。
わらび採りとアスパラ採りは、ちょっと似てる。

重曹を使ってあく抜きを始めるところ。切り口にぽんぽんと付けて、大きな鍋に並べ、熱湯をかけて一晩おきます。
わらびのあく抜き、はじまり~。

わらびの煮物。母が作ってくれました。
わらびの煮物はうまい。ちょっととろけるかんじ。

うどや蕗もいただいたので、今度載せたいと思います。毎日ごはんが楽しみになっちゃいます。ごちそうさまでした。

この時期は、木の芽を見ると「あ、たらぽじゃない!?」と思うし、川の斜面に伸びたこごみがあると「あぁ~くるくるが広がっちゃった。もうちょっと早ければなぁ」と思うし。

「採ってくる⇒料理する⇒食べる」が一直線で、なんだか楽しいです。いつも食べることを考えているような…(春夏秋冬いつでもかもですが(笑)、特に春は)。

山の恵みと、まわしてくださる方々に感謝して。もうしばらく続く山菜の日々を、満喫したいと思います。

皆さんも、美味しいものが出会える週末でありますように。

今週もありがとうございました。

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