勘六縁の田んぼから

うんとこしょ、どっこいしょ。大根のその後のお話。

こんにちは。
ひさびさに月曜日投稿できる喜び!
本日の担当は裕美(嫁)です。

先週末の里江さんブログ、感性の素敵な投稿でした。特に、せきの水の中! 紅葉やいろんな葉っぱがカラフルだな、きれいだねと、私も思っていたの~!と嬉しくなりました。小友銀座には、川から入ってきたきれいな水が流れていて、そこで大根を洗ったり、長靴を洗ったりできるのです。昔は洗濯していたみたい。

せっかくなので、今日は大根の話題を。

自家用の畑でうまく育つものと言えば、トマト、そして大根。時々ポップコーンというかんじ。大根は細くて短く、激辛ですが、風味豊かでおいしく育ってくれます。

10月下旬、第一弾の大根を抜いて、洗って干します。

とってもきれいな水。時々おさかな泳いでます。

この時期の小友銀座は、どこかで誰かが大根洗い。葉っぱが流れてきます。

同じくらいの大きさの大根2本を、わらで結びます。

結んだら竿に掛けます。葉っぱがもさもさ。もっと取ればよかったな。

つやつやの大根たち。だんだんと乾いてきて、しなっとしてきます。

11月10日ごろ、たっぷりの米ぬかと、塩と昆布となんばん(唐辛子)と一緒に漬けて、たくあんを仕込みます。今年も母の妹さんとそのお嫁さんが手伝いに来てくれました。私は手伝わず。どんな嫁!? すみません…

一昨日、めちゃくちゃ重い重石をどけて味見をしたら、もう一声というかんじ。まだ浅いですが、美味しくなりそうな予感がしました。

そして11月中旬、第二弾の大根を抜いて、土に埋めます。

大きな大きな~ってわけじゃないのですが、抜けにくい! 右だか左だかにひねって抜くのがポイント。

掘った穴にすかさず入る人。うしろの人は、投げた(すてた)大根を拾ってきて食べていました。こらこら。

大小さまざま、からりと(ずらっと)並べて。

土を掛けます。頭まで掛けると見つけられなくなるし、土が足りないと凍ってくさるし。いい塩梅がむずかしい。

この上に雪が積もり、かまくらのようになって、大根が凍るのを防いでくれることでしょう。ちょっとずつ掘り出して、大根おろしにしたり(激辛、わさびかと思う)、スライスして半日お日さまに当ててから焼いて塩こしょうしたり(大根ステーキ)、おでんにしたり(辛い大根は煮ると苦くなるのが難点)。大事な冬の食糧です。

そうそう、種採り用の大根も2本、埋めました。春先、シカに食われずに種をつけてくれますように。

石で目印づくり。来年の種になるはず。

初雪・初積雪がありましたが、まだまだ本格的な冬到来ではなく。雪がのっこり積もるまでは、あれもこれもやりたくなっちゃう。冬支度の途中です。

皆さんも、寒いけれどわくわくな12月の日々を、ゆっくり堪能できますように。

ありがとうございました。

 

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