勘六縁の田んぼから

脱穀作業中です。雨と鹿が悩みです。

こんにちは。陽佑です。稲刈りが終わり、脱穀作業に入っています。雨の日、晴れていても雨がぱらっと降る日があり、なかなか脱穀作業が進まずにいます。もどかしいですが、天気をみて待つしかありません。
2018年10月 脱穀作業をしています。

脱穀作業は、

「この田んぼ、撮れてるかな??」

という不安との戦いです。半分ほどの脱穀を終えましたが、いまのところ、予想収穫量の前後に収まっています。残り半分の田んぼがどうなるのか、最後まで分かりませんが、ドキドキしながら頑張ります。

稲刈りもそうですが、脱穀作業も、雨と鹿が悩みです。

脱穀は、玄米の水分をしっかり落とすことが大切です。そうしないと、虫がついてしまったり、味が落ちてしまったり、長期保存できません。

一般的には、機械で乾燥する場合は玄米の水分を15%台にします。天日干しの場合、地域によっては15%台まで下がるところもあるのかもしれませんが、遠野小友では、よい天気が続いて16%台です。これまでの経験から、16%台であれば、充分長期保存ができます。

よく、地元の農家さんたちは、

「15%まで下げるとうまぐねーんだ。ほんとは、16%台がいいんだ」

と言います。

私たちは、16%台になったら脱穀を始めます。ただ、これからは雨が多くなってくるので、17%台前半まで下がったら、脱穀をしなければいけないかなと思います。

また、何度かブログに書いていますが、鹿も悩みの種です。

お米が登熟して食べごろになると、田んぼに鹿が入ってきて、お米を食べます。今年も、たくさん食べていました。

「鹿に食べられる前に、早く稲刈りしよう」

ということで稲刈りをしても、天日干しをしているものを、今度は食べていきます。

① 「はせ掛け」しているものを引っ張って食べたあと
2018年10月 「はせ掛け」中に鹿が食べる①。

② 「はせ掛け」しているものをそのまま食べたあと
2018年10月 「はせ掛け」中に鹿が食べる②。

ちょっと分かりづらいですが、稲刈りでは、稲束を7対3で交互にかけていきますが、3の方を食べまくっていきます。見事に、食べていきます。

晴れが続いて、鹿にも食べられなければ、もう少し落ち着いて作業できるのですが、そうもいきません。

晴れ間は貴重になってきますので、引き続き、頑張ります。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 


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