勘六縁の田んぼから

種まきから今日まで。

こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。

前回の里江さんブログの中の一言。

なんだろう、肉眼で見ると心奪われるのに、それが写真には写せない力不足になげいてしまう。

ここが一番好きでした。

 

さてさて、気づいたらもう、3枚目の葉っぱが出てきています。

今日の苗たち。きれいな緑色に癒される。

春は駆け抜けるというかんじ。この間まで種の浸水がどうのと話していたのに、もう3枚目。田植えを想像するようになりました。はやい。

種まきから今日までを振り返る回とします。

遠野4号だった気がする… 一粒が大きいので、グラムで計るだけでは想像つかない。ほんとに大粒。

ハウスに並べていきます。木骨ハウスは、中まで軽トラで入れるので便利。

シートをめくると… もう出てる! 種まきから2日後にはがすのは初めて。

ギンギラギンのシートを巻いていきます。これが結構パンチある作業(と私は思う。腕がムキムキになりそう)。

初回のシャワーがポイント。覆土を叩くように、でも優しさをもって。

シートをはがした次の日、すでにこんなに根っこが伸びている…!

朝露。

雪が少なく、地面がでこぼこしていたらしく、そのことが影響したのか、芽のでるのが遅いスポットがちらほら。ギンギラギンシートをはがした時点では、まだらかな…というかんじでしたが、追いついてきました。芽のでるのが遅かった箇所のほうが、かえって3枚目の出るのが早かったという驚き。

観察する陽佑氏。カエルに似てません?

外気温が30℃の日も、軽く霜が降りたような朝もありました。

外気温30℃の昼間。ハウス内はもっと高温に。夜も開けておくようにしました。

外気温1℃の朝。どゆこと!?

今年は、稲を信じようというのが私の中にひとつあって、風にあたっても寒さにあたっても大丈夫、と思うようにしています。我々よりも稲のほうがずっと先輩。芽を出したいときに出して、伸びたいときに伸びる。伸びないなというときは田植えを待てばよい。待つのである。陽佑氏が先輩農家から聞いたという話、今年は大事にしたいなと思います。

これまで苗づくりを担当してきて、一喜一憂してきましたが、それは手作り育苗土への不安でもありました。育苗土を作って、箱苗にして、ハウスで育てる。ビニールを敷いてプールにしています。ビニールがあることで、苗たちは土から離れてしまう。箱の中にはたくさんの種がある。ちょっと自然じゃない環境に置かれるわけです。

そこで前回の里江さんブログにもあったように、実験を始めたのでした。簡単にいうと、昔の苗代みたいなかんじです。田んぼで苗を育てる。トトロの話の中にも出てきたような。どんな苗になっていくのか、興味深いです。先輩農家の方々にも聞きながら、試してみようと思います。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。こちら、こごみ採りに天ぷら祭りでした。また載せたいと思います。皆さんもぼちぼちとゆっくりと、スタートできる一週間でありますように。

ありがとうございました。

 

【勘六縁のお米】

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