勘六縁の田んぼから

めぐりめぐって、地道にコツコツ。

こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
7月もよろしくお願いします☆

里江さん、今日も手取り除草に行ってくれています。そんな中、私はブログを。あぁありがたや。草とり中の姿勢がつらいのがまず一つ、そして何より暑さが効く~ぅ。今日も暑いです、遠野。どうか無事でいてね。

そして先日草とりに来てくださった皆さま、ありがとうございました。草を取ってもらって、稲たち気持ち良さそうにしています。おかげさまでした。

さて。陽佑氏は新しい武器を手に入れた…!

裕美ちゃん見ててねとわくわく顔。

その名も「はったんどり」。昔むかしの道具みたいです。

裕美ちゃんでもきっと簡単にできるからと、そわそわ顔。

リングイーン。

ごしごしこすると、草が抜けてきます。そんなに力は要りません。

確かにすいすいと取れる。ように見えるけど、やってみるとちと難しかった(柄が長くて)。練習したい。

エンジン付きの手押し除草機で、条間(縦のライン)はある程度草を抑えられるのですが、問題は株間(横のライン)。手植えをすれば(尺角植え)、縦横通れるのですが、機械植えだと難しい。

今まで、除草機に何か付ければいいのでは?と考えてきましたが、これがなかなか難儀します。私たちの苗だと、田植え後は少し弱々しく、稲まで抜けてしまう。稲が根付いた頃には、草もしっかり根を張っている。稲元気、草も元気というわけです。

そして先日、陽佑氏が見つけたのがこの「はったんどり」。結局のところ、一列ずつ手作業でというわけです。確実にアプローチできる。

ただ、草が増えて大きくなってきた田んぼだと、ちょっと厳しい。6月中の草の小さなうちに、ごしごしすると効果的に思います。来年はそうしたい。

そもそも、草の生えにくい田んぼにすることが一番。草の種を乾かしたり凍らせることや、とにかく平らにすること、代かき前に一度草を生やすこと。目の前の草を取りながら、来年こうしたいというのを考えています。

草も訳あって生えてきて、子孫を残そうと一所懸命。武器とか言って、つい戦う姿勢になりがちですが、共存というのを意識したいところです。春も夏も秋も冬も、自然と共に生きるのはありがたく、厳しい。

ちょっと短いですが、今日のブログはおしまい。7月20日頃までの草とり期間、皆さんの力を借りながら頑張りたいです。

ありがとうございました。

 

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