田んぼの草界のリーサルウェポン・クログワイ。
こんにちは。
月曜日ですね! 裕美(嫁)が担当していきます。
見ることも大事というのはその通りで、前回の里江さんブログにもあったように、百聞は一見に如かずであります。里江さんは観察力があって、例えば米袋の結び方などじーっと見ていて、いざやってみると上手にできちゃうのがすごい。イメトレもしているのでしょう。見習おうっと。
ちなみに味噌ラーメン、今度食べていってくださいね!(笑)
さてさて、田んぼの手取り除草もあと一週間と決めています。
ばっちゃんたちや陽佑氏の同級生、米主さん、岩手大学生たちが、雨の日もカッパを着て取ってくれています。手取り除草後の稲たちは、とても気持ちよさそう。明らかに元気になります。草がなくなったことだけでなく、根っこの周りをマッサージするようなかんじなるので、それもまたよいのかなと思っています。
今日もみんなで草とり。ありがとうございます。
田んぼの草というのは、自然栽培歴や田んぼの状態の変化によって変わってきます。初めはヒエやコナギが多く、だんだんともっと根の深い、シズイやビリモノ(ヒルムシロ)やクログワイが増えてくる印象です。土をもっとよくしようと、深くまで根を伸ばしてくれていると考えています。
ただ、クログワイは放っておくと稲に勝つ。クログワイ畑ができあがってしまいます。稲刈りしているんだか、クログワイ刈りしているんだか、わからない秋を迎えてしまったことも。
今のところ、除草機だけではなかなか太刀打ちできないので、そもそもクログワイの生えない環境づくりというのを考えなくちゃと思います。とは言っても、今目の前の田んぼにはクログワイがある。よって、手で取ります。
8~10時の2時間、5~6人体制でこの量です。モリモリ。
立派な種、というか芋?が付いてきます(真ん中あたりの黒いの)。以前食べてみたら、シャリシャリとしてクワイのようでした。いっそ煮物にして美味しくいただこうかしら。
シズイという草が女王だとしたら、クログワイはリーサルウェポン。最終兵器というかんじです。田んぼの土がよくなるために、最後の最後に出てくるラスボス的な。出現はありがたくもあり、越えるのが大変な壁でもあり。
来年以降のことをイメージしながら、田んぼごとに対策していけたらと思います。
大雨で大変な地域の方々、暑い日も増えてきたかと思います。どうかお身体大切になさってください。これ以上大きな被害がでませんように。祈っています。
ありがとうございました。
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