稲の気持ちを想像する。
こんにちは。
本日も裕美(嫁)が担当していきます。
前回ブログで載せたがんづき。里江さん母の手作りでした。この間は勘六縁の米粉でも試作してくれて。見た目はきめの細かいパウンドケーキ。食べるともっちり食感で美味でした。ごちそうさまでした。
陽佑氏とタカさんは、雨の降らない日を見つけて草刈り中です。お借りする田んぼが増えるってことは、草刈り面積も増えるということ。春・夏・秋の計3回の草刈りは大変そうですが、草刈り後の田んぼの風景はとっても美しい。あの人、この人が頑張って草刈りしたんだなぁと想像すると、よけいに美しく見えます。
さて。ここ最近も大雨になって大変な地域の方もいらっしゃると思います。山形の方々、どうかお気をつけてお過ごしください。
岩手でもけっこう降って、川の水がごうごうと流れていました。遠野市内でも浸水のあったお家があったようでした。勘六縁の田んぼは大きな影響はなさそうです。
この梅雨はよく降りました。気温もそこまで上がらず、日照不足。毎年毎年、異常気象。
近所のばっちゃんたちの「こんなのはじめてだ」という言葉も、毎年聞いている、どころか春夏秋冬いつも聞いているように思います。80年以上生きてきた人が、はじめてだということばかり起こるってのは、まさに変化の時なのだなと感じます。
最近の亀の尾。やっぱり亀の尾は背がたか~い! 手植えした田んぼです。大きくなってくれてありがとう。
最近の遠野4号。寒いこの土地に合った品種なので、お助けマン的存在。たくさん分げつして、株が太くなりました。手取り除草した効果もあって。ありがとう。
7月に入ってから稲の下っ葉がちょっと黄色くなってきて、この時期あまり見たことのない現象に、心配しました。
けれど、その後も分げつしていたので、ちょっと安心。たぶん、苗の時のように、下っ葉を枯らしてでも次の葉を出す。ということなのかなと、稲の気持ちを想像しています。
日照不足でも、気温が上がらなくても、稲たちはその年のその気候に対応して、子孫を残そうとする。ばたばた、おろおろしているのは人間だけで、稲はやるべきことをわかっている。そんな気がします。
ただ、あのタイミングであの手助けをすれば、もっとよかったかな… という反省は、少なからず毎年あるので、振り返ると「あ~ぁ」と思うのかもしれません。
通常、7月末から穂を出す「遠野4号」ですが、まだ根元がふっくらしていないので、少し遅れての出穂になるかなと。そのあと「亀の尾」、「ササニシキ」と続きます。今のところ、背丈は高いし株は太いし、順調そうに見えますが、心配事の多い8月になるかも。できることをやって、あとは稲を信じて待ちたいと思います。
おまけ:田植え後の夕焼け(撮影は里江さん)。空がきれいだ!と思って、自転車こいで田んぼへ急いだそうです。いい暮らしだなぁ。
ちょっとどんよりブログになっちゃいましたね。。失礼しました。アイスクリームでも食べて元気だそうっと(笑)。豆乳と甘酒で作ったアイスが美味しくて、毎日こっそり2つは食べてます。これ秘密です。
皆さんも、夏らしい美味しいおやつに出会えますように☆
ありがとうございました。
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