勘六縁の田んぼから

タイ料理の思い出。

こんにちは。陽佑です。昨日と今日は、少し暖かく、青空が見える1日でした。こんな日は、雪が降らなくて嬉しい反面、屋根の雪が解けて、ザザザーと音を立てて落ちてきます(笑)。家の中にいても聞こえてくるので、

「あっ、落ちたな。しゃーない、やるか」

と、面倒だなと思いながら、外に出ていきます。天気のよい日は、屋根の下に降りた雪の雪かきです。

今年は雪が多いです。いつもは、家の雪を寄せてもこんなに高くなりません。
2018年2月、今年は雪が多いです。

先日のブログで、馬場君から「世界の主食セット」のご案内をさせて頂きました。ご興味のある方は、こちらのブログ「世界の主食セットのご案内」をご覧ください。

世界全体では、まだ8億人もの人が飢餓で苦しんでいたり、日本でも貧困の課題がニュースや新聞などで取り上げられることが多くなっている中で、自然栽培という方法で、お金をかけずに種と土だけで主食を作ることができるようになれば、少しでも社会に貢献できるのではないか、と考えています。

お米ですらまだまだ安定して作ることが出来ていないので、色々な主食ともなると、かなりの時間と努力が必要になりますが、取り組んでいきたいです。

ただ、お米だけではなく、畑でもさまざまな作物を作ってみましたが、どうしても作りやすいものと、作りにくいものがありました。その中でも、世界の主食となっている麦、とうもろこし、じゃがいも、豆、雑穀などは、作りやすいものでした。品種までそれぞれの国に合わせることはできないので、遠野の小友という土地に合う品種を作っていくつもりです。

今回の主食セットの中でも、私が一番思い入れの強いものは、玄米の米粉麺です。

学生のとき、初めてタイ料理を食べました。初めての味でしたが、とても美味しく、それ以降何度も食べに行きました。グリーンカレー、カオソーイ(タイの北部で食べられている、カレーラーメン)、パッタイ(焼きそば)、ガパオなど、どれも美味しかったです。

卒業する前にお店がなくなってしまい、もう食べることが出来なくなってしまいましたが、今でも無性に食べたくなる思い出の味です。

農家になってから、いつかは自分で作ったお米で麺を作って、タイ料理を食べたいと考えてきました。簡単にいえば、ただの食いしん坊です(笑)。

でも、日本で作っているジャポニカ米と、東南アジアで作られているインディカ米とでは、デンプンの質が違うため、なかなか日本で作るのは難しいという状況でした。

そんな中、お世話になっている方から加工施設の情報を頂き、何とか作ることが出来た米粉麺です。一昨日、加工して頂いたものを試食してみましたが、うどんの様に食べても美味しかったです。おそらく、パスタのように食べても美味しいはずなので、また試してみたいと思います。
2018年2月、始めて作った米粉麺を試食。

ただの食いしん坊ですが(笑)、念願がかなって、嬉しい気持ちです。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧いただき、ありがとうございました。


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