たけのこ舎のお米について

2011年に勘六縁を創業し、試行錯誤しながらお米づくりをしてきた中で学んだことのひとつは、自然と共に生きることの大変さです。その中で手本となってくれたのが地域のじっちゃんばっちゃんたちでした。私たちの田んぼが雑草に負けそうなとき、不安がる私たちを励ましてくれたじっちゃんばっちゃんからは、厳しい自然の中で育まれた逞しさや優しさを感じることができました。いつしか、100年先、200年先の未来にもじっちゃんばっちゃんたちの強さや優しさ、思いや知恵を残していきたいと考えるようになりました。

しかし、地域の農業者の高齢化と減少は年々進み、ここ数年は、これまで以上のペースでお借りする田んぼが増えてきています。いまの私たちの技術では、お借りした田んぼのすべてを自然栽培のみで守っていくことは難しい状況です。このままでは、田んぼとともに受け継がれてきた歴史や風景、思いを失ってしまうかもしれません。
そこで、2025年に、無肥料はそのままに、田植え後に除草剤を一回のみ使用した「たけのこ舎のお米」をスタートしました(※栽培期間中農薬9割減)。

私たちは、たけのこ舎のお米を通じて地域の米農家や新規就農のみなさんと連携し、お米づくりの輪を広げていきます。そして、自然と共に生きるじっちゃんばっちゃんたちのような農の担い手を増やし、その思いを子どもたちへ、地域へと受け継いでいこうと考えています。

たけのこ舎 TAKENOKO RICE FARM