勘六縁の田んぼから

元職場の方々から学ぶ。

こんにちは。陽佑です。遠野の山間部に位置する小友にも、春が近づいてきました。自宅にある畑の近くに、福寿草が見え始めています。私たちも、冬眠から抜け出して、てんてこ舞いになる季節がやってきました(笑)。
2017.3.20 遠野の小友にも福寿草が見え始めました。

今週は、いよいよ種もみの準備を始める予定です。「脱ぼう」という作業と選別作業を行います。詳しくは、またお伝えします。

私は、大学を卒業してからは1年半だけ生協に勤め、2010年に秋田県大潟村の石山さんから自然栽培の米作りを学び、2011年に就農しました。

裕美氏は、大学を卒業してから5年と少し生協に勤め、2012年に結婚を機に遠野にきました。

学年では、私の方がひとつ上ですが、生協では裕美氏の方が1つ上の先輩で、最初は私が敬語だったことを覚えています(笑)。

勘六縁として7年目を迎えましたが、裕美氏の5年と少しの経験を中心に生かし、今の私たちの土台が作られてきたと思っています。経験の短かった私は、裕美氏から色々なことを教えて貰いました。

先日、裕美氏の茨城の実家に帰省した際、そんな私たちの基礎を作っている、元職場の生協でお世話になった方々にお会いしてきました。

私は、久しぶりにお会いしましたが、学びが多かったです。見ている視点が違うなということを感じてきました。

組合員数が、裕美氏がいた時点で120万人(間違っていたらすみません)ということもあり、私たちとは比べものにならないぐらい、広い視野で物事を考えていました。

例えば、私たちは、自分たちの住む小友のことはよく考えますが、岩手のこと、東北のこと、日本のことを考えることは、あまりありません。生協の方々は、岩手や東北、日本のことを考えながら仕事をされている印象がありました。

私に足りないところだなと感じてきました。

そんなことを考えさせられてた数日後、東京で電車に乗っていると、向かい側に座っていた方が持っていたバックに、こんな言葉が書かれていました。

「Think Global , Act Local」

どんな方が言った言葉か、ちゃんと調べていませんが、「グローバルに考え、ローカルに行動する」という言葉をみて、そうなりたいなと感じてきました。

先日お会いした皆さま、ありがとうございました。7月に草取りに来ると約束して頂いたので(笑)、またお会いできること、楽しみにしています。

それでは最後に、いつもの「ぽちっと運動」にご協力をお願いします。今日もご覧頂き、ありがとうございました。


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