桜も稲たちも、足踏み中☆待ち遠しい日々です。
こんばんは。
遠野市にて、無肥料無農薬米(自然栽培米)の「亀の尾」を育てている勘六縁。本日の担当は裕美(嫁)です。
さて、シートの中を覗き見している、あやしい人は誰でしょう。
陽佑氏は体がやわらかいので、思わぬ体勢になることがあります。昔から、かたい私とは大違い。この覗き見体勢、私はちょっときびしかったです。菊池家はみんなやわらかで、うらやましい・・・。
16日、17日に種まきした稲たち。種を播いてから、例年よりも寒い日が続いて、芽を出そうかどうしようか、検討している模様です。
いくつかの箱は、土がちょっともっこりしてきました。よ~く見ると、真ん中あたりに、芽が一個だけ出ていました。
一人で出てきたこの稲の勇気。すごいなぁと思います。
ハウスの窓際はひんやりしやすいので、ギンギラギンのシートがぴたっとなるように、棒に加えて板でも押さえてみました。
太陽シート(通称・ギンギラギン)は、太陽光を跳ね返しつつ、保湿効果があるそうで、ある程度芽が出そろうまで掛けておきます。
不織布(通称・パオパオ)も、今朝掛けました。毛布のようなイメージで、保温効果があるそうです。
今年は掛けなくていいよねと陽佑氏と話していたのですが、さすがに寒そうな稲たちを見て、掛けることにしました。
昨年は、種まきしてから中2日で芽が出そろったので、今年は遅いなぁと感じてしまいます。昨年よりも10日くらい早く播いているし、芽出しも控えめにしたし、播いてから寒い日が続いているから当たり前なんだろうけど、不安になります。
自家採取し続けている稲たちだから、きっと小友町の気候にも慣れて、芽を出すタイミングを自分たちで計っているのかもしれません。私たちにできることはやって、あとは稲たちを信頼して待ちたいと思います。
桜が咲く時期と種まきする時期は一緒。そんな言い伝えもあるらしいです。
今にも咲きそうな、家のうらの桜たち。
桜と稲たちが、お互いに励まし合いながら、足踏み中なのかしらと想像しています。待ち遠しい日々です。
今晩は、風と雨が強い地域もあるようですね・・・ 皆さんが無事にお家に着いて、ゆっくり過ごせる夜でありますように。どうぞお気をつけてお過ごしください。
今日も一日、ありがとうございました。