勘六縁の田んぼから

遠野市に若者を定住させるにはどうすればよいか?

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。

今日、遠野市役所の方とお話する機会がありました。

「若者を定住させるにはどうすればよいか?」

ということを考えていらっしゃいました。遠野市だけに限らず、どの地域でも大きな課題だと思います。

なぜ若者は、遠野の外へ出て行ってしまうのか?、と考えると、様々な理由があると思います。私に関して言えば、都会への憧れがあり、やりたい仕事が遠野にはありませんでした。

遠野に帰ってきて、自然栽培米作りを始めた当初は、こだわりの食を広めたい、この思いが一番でした。最近になり、地域のためになにかできることはないだろうかという、これまでとはまた違った目的を感じるようになってきています。

本当は、遠野にいる若い人が遠野で働く大人を見て、

「あの人たち、何だか楽しそう」

「あんな人になりたい」

「お米作りって、こんなに面白いんだ」

「自分が作ったお米を食べて頂けることは、こんなにやりがいがあることなんだ」

など、興味や憧れ、目指す目標や夢、希望を感じてもらえたらよいのだと思います。

でも、実際に私たちがそうなっているかと考えると、全然なれていません。そもそも、私たちが自然栽培米作りをしていることを知っている方も、少ないと思います。

小人数でよいので自分たちのことを知ってもらう機会を作ること、そして自分たちの未熟さや足りない所は何かなどを知ること、若い人たちの考えを知ること、そこから自分たちに何ができるのか考えてみること、できれば今年やってみたいと話をしています。

今日は、久々に田んぼを見に行ってきました。風が強いところなので、雪が吹きだまりになっていました。春になったら、また作業が始まります。今年もどうぞ宜しくお願いします。
自然栽培米の勘六縁 「2015年1月冬の田んぼ」


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