収穫後のお米は、ここにいます☆
こんばんは。
本日の担当は、裕美(嫁)です。
先週、雪が降った遠野。目の前の山も、てっぺん近くは雪が積もって、ガトーショコラに粉砂糖をかけたような景色でした。
春の萌黄色、夏の濃緑色、秋の赤橙黄の紅葉色。そして冬の白と黒。いろんな顔を見せてくれる山々に囲まれた小友町。四季があるっていいなと感じます。
今朝もさむくって、起きたときは鼻の頭が冷たくなっていた裕美(嫁)です。本日の最高気温は、家の中が5℃、外は7℃でした。ストーブを占領している愛犬・こたろうと、場所の取り合いです。
さてさて、今朝は氷点下4℃近くになったらしく、霜柱を発見しました。
10月に播いた大麦、順調に育っています。葉っぱが3枚、背丈が5㎝になったころ、「麦踏み」をするとよいらしいので、そろそろかしらと思っています。霜で浮いた土を落ち着かせたり、茎をより丈夫にする効果があるそうです。スパルタがお好きな麦さんです。
山も畑も田も、冬に向けて茶色の風景になってきている中、麦の緑色には「はっとする美しさ」があります。春が来たぞ!というときの、ときめきに似ている気がします。
冷たい雨がしとしと降り出した昼間、陽佑氏は育苗土作りのためのワラを運び、私は明日の出荷に向けて籾すり(籾から玄米にします)・精米(玄米から白米や分づき米にします)をしました。雪になるかしらと期待しましたが(私は雪が好きであります)、今日はおあずけでした。
稲刈りして脱穀(稲から籾だけを取ります)したお米たちは、いまどこにいるでしょう?
ここにいます。
親戚の方から、昔ながらの土壁の蔵をお借りして、その中にお米たちがいます。夏は涼しく、冬は寒すぎず、適度に湿度が保たれた蔵の中で、お米たちは籾のまま過ごします。
1袋に、玄米にすると25㎏分くらいの籾が入っています(例によって手ぶれ写真です。失礼しました)。
毎月定期購入の方々へお送りするタイミングで、この袋をえっほえっほ運び出して、籾すりします。
こんな立派な蔵をお借りすることができて、ありがたいです。大切な田んぼを貸してくださる方々、大切な農機具を貸してくださる方々、今までの経験を惜しげもなく教えてくれる方々。たくさんの、ものと思いを受け取って、今年も無事お米を収穫できたことに、改めて感謝したいと思います。
最後に、先日大豆を収穫してくれた陽佑氏の写真を一枚。
動きがまるでゴリラでした(笑)。色んな動きができて、すごいなぁと思うと同時に、爆笑しました。
皆さんが、おいしいごはんを食べて、幸せ気分で布団に入れる夜でありますように★
今日も一日、ありがとうございました。