勘六縁の田んぼから

自然栽培米作りで、作業時間の長い作業ベスト5

こんばんは。今日の担当は、陽佑です。昨夜、雪が降りました。山が白くなっています。去年の作業記録を見てみると、11月11日に初雪だったようです。いよいよ、寒い寒い冬が近づいてきました。

雪化粧している山の写真を撮り忘れたので、「干しぱ」の写真です。大根の葉っぱを茹でたあと干したものです。味噌汁に酒粕とこの「干しぱ」を入れて、食べるそうです。「干しぱ汁」といい、この辺ではよく食べられる料理みたいです。
かわった名前

9月に伺った、石川県の輪島で自然栽培のお米作りに取り組む先輩農家の新井さんが、昨日のブログで私たちのことを書いていました。

新井さんのブログ ⇒ こちら

新井さんは、毎日ブログを更新されており、私たちも毎日見ています。

新井さんは、私たちにとって特別な存在です。作り方から販売まで、勉強になることばかりです。新井さんがいなければ、私たちが自然栽培米を直販するのはかなり難しかったと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いします。

まだ収穫後の片付けと、秋作業は残っていますが、今年の反省も少しずつ始めました。毎日、簡単ですが作業記録をつけています。その記録を整理して、自然栽培でお米を生産するとき、各作業の労働時間がどのぐらいになっているのか、作業毎に出してみました。

以下、作業時間の長かった仕事、ベスト5です。

1位 除草(機械除草、手取り除草合わせて)

2位 収穫(稲刈り、脱穀)

3位 田んぼの水管理(朝と夕方、田んぼの水量を調節しています)

4位 苗作り

5位 代かき

という順番でした。勉強になる結果だなと思います。私たちは、無肥料・無農薬・天日干しでお米作りをしていますが、その特徴が1位と2位の結果となっています。この作り方をしなければ、除草と収穫は、もっと作業時間を短縮できるところです。

それと、苗作りと代かきは、私の反省点だと思っていました。まだまだ未熟で、来年はもっと改善したいところで、それにかける時間が長いということは、なおさら大切にしないといけないです。

このベスト5を見て、一番勉強になったのは、3位が田んぼの水管理だということです。この辺りの田んぼの水は、夕方に水の足りない田んぼに水を入れ、朝にとめるという繰り返しです。それと、この水管理をしながら見なければいけないことは、苗の状況と草の状況を、くまなく見ることです。

これまでは、ある程度見ていれば大丈夫かなという意識でした。でも、水管理に費やしている時間が長いということを知り、もっと大切にしなければいけない、見ることが除草の一歩になり、その後の苗の成長に影響するという意識を持ちたいと思いました。

まだまだ未熟な農家なので、この冬の計画づくりを大切にします。

明日は、盛岡材木町の「よ市」です。イベントは、岩手大学のアカペラサークルのコンサートがあるようです。予報では、明日も雪が降りそうですが、今年はあと3回のよ市です。お時間のある方、遊びにいらしてください。


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